発達支援つむぎ 生田「小田急線登戸駅見学」

2024.10.11

#発達支援

こんにちは。発達支援つむぎ 生田ルームです。

今回は小田急電鉄様のご協力の下、小田急線登戸駅へ子どもたちが見学に行った際の様子を紹介させていただきます。

見慣れない場所に緊張した様子だった子どもたちでしたが、駅員さんたちがたくさんの笑顔で出迎えてくださったり、自己紹介ではニックネームで紹介いただいたりするなど、様々なご配慮をいただいたおかげで、いつもの笑顔になっていきました。

改札機の内部を学ぶ様子

まずは、改札機の内部を見学しました。

子どもたちは実際に切符を入れ、どうやって動くのかを学びました。切符の予想外の動きに目を丸くしながら、周りにいる友だちや大人に切符の動きを嬉しそうに伝えていました。

切符が出てくるまでに券売機の中で何が起こっているのかを見学する様子

次は、券売機の裏側に入れていただき、切符が出てくるまでに券売機の中で何が起こっているのかを見学しました。子どもたちだけでなく大人も興味津々です。

まだ印字も切断されていない切符を見せていただき、実際に持たせてもらうことができました。

すると「バームクーヘンみたいだね」「すごく重いね!」という声が聞こえてきました。

券売機にお金を入れてボタンを押すと、機械が「バームクーヘン」に印字をして、見慣れた切符の形に切られて出てくるそうです。

電車に関わるルールを紙芝居の様子

駅員室内の掲示板や設備の説明の後、電車に関わるルールを紙芝居にして読んでくださいました。

「黄色の線に乗っていると危ないの?」「電車の中に虫が入ってきたらどうするの?」など子どもたちからたくさんの質問が出ました。

子どもたち自身が知りたいと感じたことを直接駅員さんに聞けたことで、ホームや電車内のルールを再確認することができました。

本や写真ではなく、実際に駅員さんとお話をして自分の知りたいことを聞いたり、機械の内部を直接見たり、体験したりすることで、子どもたちの記憶に残る学びになりました。

また、普段一緒にいる大人とは違う大人の優しさに触れることで社会性が身についていくのだと感じました。

これからもこうしたどろんこ会が大切にしている「ホンモノの体験」を通して、子どもたちが自ら学べる環境を作っていきたいと思います。

文:発達支援つむぎ 生田ルームスタッフ

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