発達支援つむぎ 生田「伝承遊び」

2025.03.14

#発達支援

こんにちは、発達支援つむぎ 生田ルームです。今回は、伝承遊びの様子についてお伝えします。

1月は、伝承遊びを実施するために、まずは制作の時間を設け、子どもたちは思い思いの凧やすごろくを作っていました。

すごろく作りでは、大きい模造紙を広げ、子どもたちとスタッフで一緒にすごろくのマスを作りました。それぞれのマスに「水を飲む」や「でんぐり返しをする」など、子どもたちで考えた内容を書いていき、「そのマスで止まったら嫌だな」や「このマスでは僕がクイズを出すね」と、話し合いながらすごろくを作り上げていました。

大きい模造紙を広げ、子どもたちとスタッフで一緒にすごろくのマスをる様子

別の日は凧を持って公園へ行き、凧揚げをしました。凧揚げが初めての子もいるため、スタッフが凧を持って走り出すと、凧をつかまえたくなり、走り始めました。みんな夢中になって追いかけ、沢山体を動かした後、Aちゃんが「私もやってみたい」と興味を持ち、挑戦する姿が見られました。凧を持って走ってみると風に乗った凧が揚がり、うれしそうな表情が見られました。

凧揚げの様子

また、生田では初めてぽっくりに挑戦しました。ぽっくりは身体のバランスを保ちながら、右足と右手、左足と左手を一緒に動かし、歩いていくおもちゃです。多くの子が興味を持って取り組み、遊んでいました。バランスを崩してぽっくりから落ちてしまっても、繰り返し挑戦することでできるようになっていく様子を見ることができました。

ぽっくりの様子

色々な伝承遊びに触れることで、いつもとは違う遊びの種類や方法を知り、興味が少しずつ広がったと感じています。また、「できるようになりたい」という気持ちが感じられたり、「お友だちと楽しく遊ぶには」を考えたりするきっかけにもつながる機会となりました。

これからも子どもたちが「やってみたい!」と思えるような活動を展開していき、成長していく姿を見ていきたいと思います。

文:発達支援つむぎ 生田ルームスタッフ

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