発達支援つむぎ 吉祥寺「体験学習 武蔵野中央公園で落ち葉を集めて落ち葉プールで遊ぼう」
2022.03.01
#発達支援
発達支援つむぎ 吉祥寺ルームでは、武蔵野中央公園の「子ども管理人」として、子どもたちと定期的に植樹や花壇のお世話、清掃活動等を行っています。
そして吉祥寺ルームが公園の敷地内にて行うつむぎの支援では、公園の職員の方々からサポートいただいたり、どんぐり、落ち葉など公園にある資源を存分に使用させてもらったりと地域連携もとりつつ活動を行っています。
その武蔵野中央公園で行った1月29日の体験学習をご紹介します。
はじめに雑木林にある落ち葉を熊手やテミをお借りして一か所に大量に集めた後、集めた落ち葉をプールに見立ててもぐってみたり、ジャンプしてみたり、葉っぱをかき上げて遊びました。
はじめは手でそっと落ち葉を触って様子を確かめていましたが、徐々に体全体で落ち葉や土の感触を味わう姿が見られ、五感を通じて自然を楽しんでいる様子が見られました。
落ち葉プールのあとは、拾った落ち葉で製作を行いました。ハリネズミやライオンなどそれぞれ自分で考えた作品を集中して作りあげました。
先ほどの活動とはまた異なり、落ち葉の形や色をじっくりと見つめてどう製作するかを考えていました。数少ない緑の葉をみつけたり、セミの抜け殻を発掘したりと、葉の色の違いや季節の移り変わりを感じたお子さんもいました。
この活動では、葉っぱや土などに自然に触れる経験をしたり、夏から冬にかけて同じ葉っぱでも変化していくといった季節の移り変わりを実感したりと、戸外で活動する良さを存分に味わいました。
また、子どもたちははじめ緊張もありましたが、時間がたつにつれて友だちを意識する様子も見られ、「なにしているの?」「一緒にやろう」などと言葉をかけて活動する姿も見られました。異年齢との関わり合いの中で、主体的に表現することを活動から経験できたと考えます。
今後も活動を通じて様々な力を育んでいけるよう支援を行っていきます。
文:発達支援つむぎ 吉祥寺ルーム職員
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