発達支援つむぎ 吉祥寺「畑仕事」
2022.07.26
#発達支援
こんにちは、発達支援つむぎ 吉祥寺ルームです。
今回は、吉祥寺ルームでの「畑仕事」の様子をお伝えいたします。
前年は6月時点で夏野菜はあまり大きく育たず、ハラハラと心配して見守りました。最終的にはきゅうり、トマト、ナス、ピーマンとたくさん採れたのですが、にんじんやかぶなどの冬野菜は葉が成長しないまま収穫に至った野菜もあり、「にんじん、おおきくならないね」「どうしてだろう?」とみんなで首をかしげており、畑仕事の難しさに直面しました。
今年は、トウモロコシ、いんげん、きゅうり、トマト、サツマイモ、オクラの種を植えました。今度は大きく育ってほしいという思いから、種を優しく触る、土のお布団はやさしくかけることをみんなで確認しながら、丁寧に水やりや周りの草取りに励みました。
4・5月には芽が出て、6月に見に行くと・・・
こんなに成長していました。これには子どもたちもびっくりです。
どの野菜もぐんぐんと大きくなっていて、植物の成長スピードには驚かされます。
みんなで種まきの時にしっかり土の中に入れたことや、去年の畑仕事の経験から野菜にたくさんの栄養を渡すために草取りを頑張ったこと、晴れた日には土が泥になるまでじょうろで水をあげたことが今回の成長につながったと考えます。
グループ活動では、きゅうりといんげんがたくさん実っていたので収穫しました。
「いんげんってこういう風にできるんだね」、「きゅうり大きい!」実際に収穫してみることで、普段目にする野菜への理解が深まったようです。
大きなきゅうりが採れたので、最後にみんなでガブリ!
最初はきゅうりが苦手と言っていた子も、挑戦して食べてみたり、ほかの子が食べる様子を興味深そうに見たりとその子なりに野菜と向き合う様子が見られました。
採れたいんげんときゅうりを並べてみると、きゅうりの大きさが際立ちますね。
畑で土や水、生き物などの自然に触れながら活動することで、やってみる、食べてみるといった実体験を伴った視野の広がりにつながります。その広がりからあと一歩のチャレンジや、友達の新たなつながりが生まれます。
つむぎ吉祥寺ルームでは、これからも子どもが楽しみながら自然に触れ合い、五感を通して成長していく姿を見守ってまいります。
文:発達支援つむぎ 吉祥寺ルーム職員
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