発達支援つむぎ 吉祥寺「つむぎで果物狩り」

2022.11.01

#発達支援

こんにちは、発達支援つむぎ 吉祥寺ルームです。

秋は果物が美味しい季節ですね。つむぎ吉祥寺ルームでは、異年齢グループにて果物の製作活動を行いました。

「好きな果物は何?」の質問から、それぞれ自分の好きな果物を伝え合い、製作する果物を決めていくなど、活動のイメージを高めていきました。

好きな道具や材料を好きなだけ選択できるようにゾーンを設定し、取り組み始めました。

花紙を丸めたり、モールを使ったり、色を重ねて塗ったり。「ここ切りたいな」「葉っぱも付けよう」等の声が聞こえてきます。

「メロンを作りたいけど、どうしたらいいの?」と困っていた子は、スタッフと相談し器の底を鉛筆でなぞって、大きな丸を書いてメロンにしていました。

様々な材料や道具を使い工夫しながら、ぶどう、りんご、メロン等の果物が出来上がりました。

クレヨンで果物を描く子ども

果物ができたら、みんなで飾り付けます。窓にスズランテープを貼り、作った果物を洗濯ばさみで挟んでいきます。

高い所に飾りたいけれど、年少児の身長では難しい時もあります。それを見た年長児が、代わりにその子の作品を飾ってあげる場面もありました。

作った果物を洗濯ばさみで挟み、つるしていく子ども
年少児を年長児が手伝う様子

また、洗濯ばさみに苦戦している子に「やってあげようか?」と年長児が問いかけると、「大丈夫!」と返事が返ってくることもありました。試行錯誤するその子を、静かに見守る年長児の姿も印象的でした。

全て飾り終え果物畑が完成したら、次は果物狩りです。自分で作った果物をスズランテープから外して袋へ詰め、「たくさん採れたー!」と嬉しそうな表情を浮かべていました。

みんなで1つの畑を作り上げた「協同性」、自分で飾り付けたいと試行錯誤する「自立心」、そしてイメージした果物を作り上げる「豊かな感性と表現」の育ちを感じました。

文:発達支援つむぎ 吉祥寺ルーム職員

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