発達支援つむぎ 吉祥寺「井の頭公園で「ハロウィン」を楽しもう」

2022.11.29

#発達支援

こんにちは。発達支援つむぎ 吉祥寺ルームです。今回は10月に行った活動の様子をご紹介いたします。

10月の支援では、吉祥寺ルームが位置する商店街にある魚屋さん、花屋さん、カフェ、弁当屋さんなどに毎年協力してもらい、挨拶をすることやお菓子を貰いに行くという、商店街巡りハロウィンを楽しんでいます。今年も依頼をしたところ「待っていたよ」と、地域の皆さんの見守りの中で商店街ハロウィンがスタートしました。

これは2歳児の様子です。ネコバスの帽子をお母さんに作ってもらい、嬉しそうに友だちと魚屋さんへ行きました。 「おかしください」と上手に伝えることができ、頂いたお菓子を嬉しそうに眺めています。

頂いたお菓子を嬉しそうに眺める子ども

また、10月の体験学習では、日頃から木の実や枝を拾い、製作や散歩を楽しんでいる「井の頭公園」でウォークラリーハロウィンを行うことにしました。

当日は天候にも恵まれ、仮装してきてくれた子どもたちも多数いました。お菓子を入れるバッグも持って笑顔でスタートしました。

お菓子を入れるバッグ
チェックポイントのクイズ

公園を友だちと歩いていくとポイントの場所が見えてきます。ポイントではスタッフがクイズを出題します。

「秋になると真っ赤になる葉っぱは何でしょう」

「…う~ん、難しいな…」

「なんだろう…?」

と子どもたちは悩んでいましたが、そのうち周りの友だちと相談し始め、

「うんうん…そうだね」

「それは、もみじかな」とみんなで考えた答えを伝えると

「正解です!」「やったー!!」

クイズに正解してお菓子をもらい、とても良い笑顔を見ることができました。

ハロウィンイベントを楽しむ子どもたち
チェックポイントでクイズを楽しむ子どもたち

井の頭公園を一周歩くことやみんなで協力しながらクイズに全問正解できたことなど、ハロウィンのイベントを通して子どもたちが意欲的に参加できる経験につながりました。ひとりでは難しくても、友だちと相談することでわかる問題もありました。こうした経験は「幼児期の終わりまでに育ってほしい10の姿」の協同性や道徳性・規範意識の芽生えにつながっています。

また、地域の方々と共に過ごすことや、自然に触れ、興味を持つ活動は「幼児期の終わりまでに育ってほしい10の姿」において、社会生活との関わりや自然との関わり・生命尊重も経験することができました。

今後も子どもたちがさまざまなことに興味関心を抱きながら、生き生きと過ごせる環境を整えてまいります。

文:発達支援つむぎ 吉祥寺ルーム職員

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