発達支援つむぎ 吉祥寺「発達支援つむぎ 吉祥寺ルームの仕事体験」

2024.08.27

#発達支援

こんにちは、発達支援つむぎ 吉祥寺ルームです。

つむぎ吉祥寺ルームでは、日ごろから支援の中で地域や法人内の大人や子どもなど、様々な人との関わりを大切にしています。今回は、同じ法人内の就労支援つむぎ 武蔵野ルームでの仕事体験の様子について紹介したいと思います。

つむぎ 武蔵野ルームでは、利用者の方がそれぞれのペースでカレー調理やパウンドケーキ作り、コーヒーのドリップバッグづくりなどの仕事を行っています。子どもたちも定期的に支援でこちらを訪れ、利用者の方が仕事をしている場所を一緒に使い、練習用の豆やラベルシールを用いて仕事体験を行っています。

コーヒーのドリップパックのラベル張りをする子ども
コーヒーのドリップパックにガイドを使ってラベルを貼る様子

「ドリップバッグ作り」と「ラベル貼り」の中から、利用者の方が仕事をしている様子を見て、自分がやってみたい仕事を選びます。道具を揃えたら、仕事体験のスタートです。慎重にラベルを剥がして、ガイドに沿って貼っていきます。

袋には表裏があり、ガイドにセットする際には、間違いがないかをよく見て確かめます。また、ラベルが曲がっていないか横から見たり、下から見たりしながら、ゆっくりと貼っていき、貼り終えた後も、ガイドから外して出来栄えを確認していました。

ドリップパックにコーヒーの粉を詰める子ども

ドリップバッグ作りでは、細かく挽いたコーヒー豆を専用のバッグに入れるのですが、袋の口が柔らかいのでかなり難しい作業です。スプーンでコーヒー豆をすくい、ゆっくりとバッグに入れているつもりでも、パラパラとこぼれてしまいます。重さも決まっていて、スケールの数字とにらめっこしながら、「ピッタリ10.0グラム」にします。

最初は、入れすぎたり、少なすぎたりとなかなか数字をピッタリ合わせることができず苦労した子どもたちですが、利用者の方に丁寧に教えてもらったり助けてもらいながら、何度も繰り返し挑戦しドリップバッグを完成させていました。

完成したドリップパックを眺める子ども

途中で「疲れた」と弱音がこぼれることもありましたが、肩を回したり深呼吸をしたりしながら最後まで丁寧に作業を頑張りました。隣で黙々と仕事に取り組む利用者の方が手本になっているように感じました。子どもたちの仕事体験が終わり、つむぎ 武蔵野ルームのスタッフに「すごくきれいに貼れたね」「これならお店で売るものも作れそうだね」と言葉をかけられ、少し照れながらもとても嬉しそうにしていました。

つむぎ 吉祥寺ルームでは、今後もつむぎ 武蔵野ルームでの仕事体験を定期的に行い、スタッフや利用者の方々、子どもたちが混ざり合いながら、一緒に学び合っていきたいと思います。

文:発達支援つむぎ 吉祥寺ルームスタッフ

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