発達支援つむぎ 吉祥寺「生活力の体得に向けて~電車に乗ってみよう~」

2024.10.01

#発達支援

こんにちは、発達支援つむぎ 吉祥寺ルームです。

つむぎ 吉祥寺ルームでは、日々の支援を通じて子どもたちが生活力を育んでいけるよう、ホンモノの経験や生活に即した活動を行っています。今回は電車に乗って隣町へ探検に行った活動をお伝えします。

月日はさかのぼり、今年の3月に卒所を控えていた保護者さまから「うちの子をもっと電車やバスに乗せてあげればよかったと思っているんです。」というお話を伺いました。ちょうど次年度の計画をたてていたため、子どもたちの生活力の体得や移動手段の選択肢の広がりを想定して電車に乗る活動計画をたてました。

電車に乗る日、子どもたちは「今日、電車乗るんだよね」「何色の電車かな」とわくわくした様子でスタッフに聞いてきました。電車に乗るときに必要なものや待つ場所、行く先を一緒に確認し、吉祥寺駅へ向かいました。

はじめは、切符を買います。切符のイメージがない子どもたちも多い中、スタッフと一緒に券売機で押すボタンを確認します。「お金はどこに入れるの?」「なんで赤い人がいるボタン(小人料金)を押すの?」と、興味関心の高まりと少しの不安が聞こえてきます。また、改札機に切符を入れて取る瞬間は子どもたちにとっても緊張のピークだったようで、切符を取り忘れる子や、改札機に切符を入れることに戸惑いを見せる子もいました。

電車に乗る活動計画を立てる様子
切符を買うこどもの様子

無事に改札を通過したあとは、階段の矢印や昇る位置も言葉をかけあいながらホームへ向かいます。電車が来る瞬間を見たくて少し身を乗り出してしまう子もいますが、「あぶないよ!」「黄色い線の中で待つよ」などと子どもたち同士で電車との距離の取り方をお互いに確認していました。ホームの電車の間の隙間にも注意を向けながら電車に乗り、目的地の三鷹駅で降車しました。三鷹駅の北口にはバスロータリーや交番、花屋などがあり、事前に写真などで確認していたものが目に見えると「あった!」「お花屋さん、きれいだね」と様子を伝えあう場面も見られました。

職員と手をつなぎ歩く子どもの様子

帰りも行きと同様に切符を買い、改札を通ってホームへ向かいます。行きで一度経験できたことが、子どもたちにとって大きな心の支えとなり、自分でやり遂げたい気持ちやスタッフに見守っていてほしい、といった気持ちが見られました。電車の中での過ごし方も、みんなで一緒に確認したことを守り、快適に乗車することができました。吉祥寺駅で待ち合わせた保護者さまの顔を見ると笑顔が溢れ、「電車乗ったよ~!」「お弁当屋さんもあったよ」と嬉しそうに報告していました。

電車にのるこどもの様子

電車に乗る経験値は子どもによってあったり、なかったりと様々でしたが、ご家族以外の大人と乗ることや、自分で切符を買うことなどはなかなか経験できないことですね、と保護者様から様々な感想をいただきました。つむぎ 吉祥寺ルームでは、これからも子どもたちの生活力の体得に向けて、様々な環境を活用しながら、豊かな育ちと学びへとつなげてまいります。

文:発達支援つむぎ 吉祥寺ルームスタッフ

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