発達支援つむぎ 吉祥寺「お正月行事を通して、季節の移り変わりを感じよう」

2025.02.04

#発達支援

こんにちは、発達支援つむぎ 吉祥寺ルームです。

つむぎ吉祥寺ルームでは、季節の行事に触れることを大切にしています。今回は正月行事についてお伝えします。

12月の活動では正月をテーマにした制作で、お節や門松、しめ縄等を作りました。しめ縄は、3束に分けた麻ひもをそれぞれ右回りにねじって留め、その3束を今度は左回りに編んでいき、最後に輪にして完成します。

5歳児の3人は、協力して1つのしめ縄を作ることに挑戦しました。最初は「2人だけの力で、できるんじゃない?」と言う子どももいましたが、いざ始めてみると、ほどけないように麻ひもをねじることに、予想以上の難しさを感じているようでした。また周りの友だちの様子と見比べ、自分のねじった向きが逆ということに気付き、最初からやり直す姿もみられました。

協同作業の中で出来上がったしめ縄や、子どもたちが制作した正月飾りは、つむぎ 吉祥寺ルームの壁面に飾ってあります。扉を開けると目の前に飛び込んでくるため、新年の訪れを実感します。

協力しながらしめ縄を作る子どもたち
正月飾り

年が明けてからは、「書初め」にも取り組みました。書道の道具を見ること自体初めての子も多いため、筆や半紙を触り「ふわふわ」「つるつる」等と感じるままを言葉にしたり、墨汁を見て絵具を連想したのか「水を混ぜなくていいの?」と疑問を持ったりしていました。

半紙を墨で真っ黒に染めることや、筆をスタンプのようにする等、思い思いに書初めを楽しんでいました。文字に興味がある子は、「あけましておめでとうございます」と書いたり、漢字を書くことに挑戦したりしていました。

書初めをする子どもたち

また、凧作りや凧あげも実施しました。凧の骨組みを付ける際は見本と見比べて向きを考えたり、骨組みが浮かないか試しに飛ばしたりと、1人1人が試行錯誤して取り組む様子がみられました。ビニールの凧に好きな絵を描く際は、ビニールがしわにならないよう手で押さえながら、好きな絵や「2025」の数字を描きました。

ビニールに絵を描く子どもたち

活動の中で子どもたちから発信される「何のために、これをするんだろう」「どんな意味があるんだろう」などの疑問や思いに寄り添いながら、季節や行事の学びを深めたり、楽しんで取り組んだりしていけるよう、環境を整えてまいります。

文:発達支援つむぎ 吉祥寺ルームスタッフ

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