発達支援つむぎ 吉祥寺「生き物と触れ合うホンモノの経験~井の頭自然文化園に行ってみよう!~」

2025.04.01

#発達支援

発達支援つむぎ 吉祥寺ルームでは、生き物と関わる「ホンモノの経験」として、近くにある井の頭自然文化園(武蔵野市にある都立の動物園)に行く活動を昨年度から開始しました。井の頭自然文化園は水生物園と動物園からなり、170種を超える動物が飼育されており、多くの動物を身近に感じられる、地域において大切な施設となっています。

昨年10月に水生物園に行ったことで、子どもたちに水鳥や魚、ルームで飼育しているかめきちにも興味関心や理解が広がる様子が見られました。動物園までバスを使って移動することで公共交通機関の使い方に触れることや、今回は動物園で陸上の動物にも触れてみることが活動の狙いでした。

当日は吉祥寺駅に集合し、バス停に移動します。子どもたちはバスに夢中で「何バスかなあ」「小田急バスかも!」と想像を膨らませます。また、バスの電光掲示板をみて「あと1分ってかいてある!」「あれまだこない?どこかな」と身の回りにある情報を自ら集めて考える様子が見られました。

バス停でバスを待つ子どもたち

そして、いよいよバスを降りると目の前が動物園です。園内で動物解説員の山崎さんが合流してくださり、園内をまわります。山崎さんがしてくださる話は面白く、楽しい動物の話に子どもたちも興味津々な様子で耳を傾けていました。山崎さんの話を聞いて子どもたちは「あっちには何がいるんだろう」「これはなんて動物?」と自ら質問をしたり、じっと動物を見つめたりする様子が見られました。

モルモットを見る子どもたち

園内をまわる中で子どもたちの興味関心は更に広がり、自ら疑問を発見したり、「こっちにフェネックいるよ!」と他児に呼びかけたりする様子も見られました。動物園に来るにあたり自作の地図を作ってきた子もおり、「地図みせて!」「この動物いたね」と子どもたちの関わりにも広がりが見られました。

自作の地図を一緒に見る子どもたち

これからもつむぎ 吉祥寺ルームでは、今後も子どもたちが生き物と関わる「ホンモノの経験」を通して、生命尊重や生き物に対する興味関心の広がりにつながるような活動を積み重ねてまいります。

文:発達支援つむぎ 吉祥寺ルームスタッフ

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