発達支援つむぎ 北朝霞「ホンモノの体験。焚き火・焼き芋づくり」
2025.01.06
#発達支援
こんにちは、発達支援つむぎ 北朝霞ルームです。
つむぎ 北朝霞ルームでは寒くなってきた11月末日に焚き火・焼き芋づくりをました。
今回使用したさつまいもは、北朝霞ルームの畑で収穫したさつまいもです。育てたさつまいもの芋掘りを行うと次々と見えてくるさつまいもに大興奮の子どもたちでした。
実は今回、さつまいもだけでなく卵も準備しました。この卵は、朝霞どろんこ保育園で飼育しているニワトリから収穫した物です。園庭のないつむぎ北朝霞ルームでは生き物の世話として近隣の系列園である朝霞どろんこ保育園のヤギや鶏、ウサギなどと触れ合う機会を持っています。この前日、朝霞どろんこ保育園の鶏小屋に入り、卵が産み落とされているところを子どもたちと見つけました。その卵を朝霞どろんこ保育園のスタッフに届けると持って帰っていいよと快諾され持ち帰ることとなりました。つむぎ 北朝霞ルームの子どもたちにとっては貴重な体験を得ることが出来ました。
そんな皆で掘ったさつまいもと卵を火に焚いて焼き芋とゆで卵にしました。
木材や新聞紙、みんなで拾った落ち葉を投入して子どものたちの合図で「いざ着火!」火が付くと、子どもたちから「わあっ!」と歓声が起きました。皆興味津々で見学していましたよ。
「火はあちちだよね」「近づいたら火傷するよね」と、火に近づかないと子ども同士で確認する姿もありました。
さつまいもや卵を火にかけている間に、大きな水たまりに入り泥遊びをしました。水たまりを発見するや否や目を輝かせていた子どもたち、いざ入ってみると「冷たーい!」「氷みたい!」「ぬるぬるー!」と、水の冷たさや底に沈む泥の感触を楽しんでいましたよ。
そしてついに焼き芋が完成しました。
皆集まり、目の前の焼き芋とゆで卵に興味津々です。「早く食べたい!」「おいしそう…」という声が聞こえてきます。
そして食べてみると…。「おいしいー!」「あまーい!」と、絶品の焼き芋を頬張っていました。やはり目の前で焼き上げた焼き芋やゆで卵は格別だったようです。
食べ終わった後は皆でごちそうさまをして活動を終えました。帰り道の道中は、たき火や焼き芋の話で持ちきりの子どもたちでした。
今回のたき火体験・焼き芋づくりは、「にんげん力」を身に付けるために必要な遊び・野外体験などの原体験を通じた支援でした。自身の体験に基づいた学びは、より強く子どもたちの心に残っていくことと思います。これからも「線」となる活動を意識し、「ホンモノの体験」を提供していきたいと思います。
文:発達支援つむぎ 北朝霞ルームスタッフ
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