発達支援つむぎ 北朝霞「遊びの紹介」

2025.03.03

#発達支援

こんにちは、発達支援つむぎ北朝霞ルームです。

今回は、実際につむぎ 北朝霞ルームで取り入れている「遊び」と「感覚の発達について」を観点に触れて紹介させていただきます。

まずは「クモの巣くぐり」です。

「クモの巣くぐり」を楽しむ子どもたちの様子

すずらんテープを使用して、クモの巣に見立てた紐を張り巡らせ、クモの巣に触れないようにくぐったり跨いだりします。紐の高さや間隔を調整することで、年齢や発達に合わせた遊びの提供ができます。この遊びによって、自分の体の大きさや動きに意識を向け、ボディイメージ(人間が身体について持つイメージのこと)の発達や空間認識能力(空間にある物の状態や関係をすばやく正確に把握する能力)の発達を促すことが期待できます。

次に「どん!ジャンケン」です。

「どん!ジャンケン」を楽しむ子どもたちの様子

2チーム作ってそれぞれの陣地に分かれたら、陣地の間にラインを引きます。スタートの合図で一人ずつライン上を歩き、相手に出会ったら「どん!ジャンケンポン」の掛け声でジャンケンをします。勝ったらそのまま進み、負けたら次のチームメンバーと交代するというルールです。

くねくね曲がったラインにすることで、ラインへの意識を高め、バランスをとりながら歩けるようになること、相手とのタイミングを合わせること、チームで協力する意識を持つことなどをねらいとして取り入れています。

スタッフが合図を出してタイミングの調整をしたり、直線ラインから始めて徐々にラインをくねらせ難易度を上げたりしながら、全ての子どもが楽しめるよう工夫しながら遊びを提供しています。

寒い日が続いていますが、楽しくからだを動かす遊びを取り入れながら、元気に過ごしていきたいと思います。

文:発達支援つむぎ 北朝霞ルームスタッフ

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