発達支援つむぎ 北千住「制作vol.2『土手の風景完成』」
2021.08.03
#発達支援
こんにちは。発達支援つむぎ 北千住ルームです。制作vol.1『緑の芝の中に描かれたもの』でご紹介したかれーらいすグループの制作活動「みんなでひとつの土手の風景を作ろう」のその後の様子をお伝えします。
前回土手へ行き、それぞれが自由に土手の風景を描いた場面をお伝えしました。その後、その絵を見ながら、みんなが一番描きたいものは何かを話し合いました。話し合いの結果、空、にじ、葉っぱ、お花畑をみんなで一枚の絵にすることに決まりました。
さっそく制作に取り掛かります。まず空と葉っぱ作り。大きな模造紙を広げ、手や足に絵の具を塗り、模造紙の上に乗ってペタペタと色をつけていきます。絵の具の感触に「気持ちいいね」と言いながら楽しそうにボディーペイントを楽しむ子どもたち。最初は足に絵の具を塗ることを嫌がっていた子も、友だちと楽しむことで、気づくと模造紙に塗ることよりも、手や足に絵の具を塗ることを楽しんでいました。
次にバブルアートでの虹作り。シャボン玉液に、絵の具を混ぜ、泡を模造紙の上に乗せて色をつけていきます。最初はうまく泡が出ずに苦戦していた子どもたち。吹き方を工夫して徐々にコツをつかみ、最後は上手にバブルアートを楽しむことができました。
お花畑は、子どもたちと相談してにじみ絵で作ることにしました。つむぎ北千住ルームに来た当初は、自分の好きな1色のみを使っていた子も、友だちと一緒に様々な色や技法を使う活動を経験する中で、今では様々な色を使った表現を楽しむ姿を見ることができます。
そして最後に土手へ行って、それぞれのパーツをみんなで相談しながら貼り、5週もかけて作った土手の風景の完成です。最後はみんなで記念撮影をして大満足でした。
文:発達支援つむぎ 北千住ルーム職員
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