発達支援つむぎ 北千住「どろんこスライダーで遊ぼう!」

2022.05.18

#発達支援

発達支援つむぎ 北千住ルームでは、併設している北千住どろんこ保育園の園児と共に過ごすマンスリー支援を行っております。今年の4月からマンスリー支援を利用する子どもたちは、期待と不安が入り混じる中、園児と遊び、生活を共にしています。

この日は、北千住どろんこ保育園・つむぎ北千住ルーム名物「どろんこスライダー」で遊びました。どろんこスライダーとは、園庭にある築山の頂上から水を流してスライダーのように滑る遊びです。初めてのどろんこ遊びにためらっていた子どもも、他の子どもがどろんこまみれで遊んでいる姿を見て、自分から裸足になりました。そして築山の頂上まで恐る恐る登りました。職員の手を掴みつつ登りましたが、勇気を出してどろんこスライダーを滑りおりました。初めてのどろんこスライダーということもあり、怖そうな様子でした。

築山の上に座る子どもたち

一度滑り終わると、なんと、笑顔でもう一度築山に登り始めました。手足がどろんこまみれになったことで、最初に登った時よりも滑りやすくなっています。何度か滑り落ち、どうしたら登れるのか考える様子がみられました。他の子どもが、築山の溝に手足を引っかけて登っている様子を観察し、登り方を真似し始めました。

築山を登る子

そしてとうとう自分の力で登り切って、達成感を感じることができました。

最後に身体を洗う順番を待っている際、一緒にどろんこ遊びをしていた園児と「こんなに泥だらけになったよ!」と見せ合いっこをしていました。

泥だらけの見せ合いっこ

自分が感じたことを友だちと共有することで、自分の気持ちを伝える力や自分と相手の感じていることが異なることに気づき、自己を意識する力を育むことができました。

文:発達支援つむぎ 北千住ルーム職員

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