発達支援つむぎ 北千住「ゴミゼロ運動 ~SDGsを考える~」

2022.07.13

#発達支援

発達支援つむぎ 北千住ルームは、併設する北千住どろんこ保育園の子どもたちと共に過ごす、マンスリー支援を行っています。

つむぎ北千住ルームと北千住どろんこ保育園では昨年度からSDGsを子どもたちと一緒に考える活動を取り入れています。今回はSDGsの取り組みの1つとして、荒川の土手にてゴミゼロ運動を行いました。

子どもたちにとって土手は、日々の散歩や戸外活動でよく出掛ける親しみのある場所です。普段は集団遊びで思いっきり身体を動かしたり、芝生にレジャーシートを広げて制作をしたりしますが、この日はみんなで軍手をつけて、土手をきれいにしてきました。

荒川の土手に集合した子どもたち

この日は、自治会長をはじめ、地域の方々が集まってくださり、「いっぱいゴミを拾うぞー!」と一致団結して土手に出発しました。ゴミを分別する経験が少ない子どもたちは、「これ、燃える?燃えない?」と地域の方に駆け寄って聞いていました。初対面で話しかけることは勇気が必要ですが、この日は積極的に話しかける姿がみられ、こちらも温かい気持ちになりました。

土手でゴミを拾う子どもたち

最後にみんなで集まったゴミを確認すると、「いっぱい!」と達成感が得られた表情がみられました。地域の方からは「すごくよかった」「またやろうね」と嬉しいお言葉をいただきました。

地域の方とのゴミ拾い

ゴミゼロ運動を通して、みんなと協力して達成感を味わうことや、園内を越えた社会との繋がりを感じられる一日となりました。また身近な河川の荒川周辺をきれいにすることが、SDGsの目標の「14.海の豊かさを知ろう」「15.陸の豊かさを守ろう」にある、海に繋がる川をきれいに保つ意識や、河川の身近な生態系を保つことの大切さにつながったと思います。さらに、地域の皆さまと一緒にSDGsを達成していくことで、自分にできる身近な取り組みの理解にも繋がりました。

今回、ご協力いただきました地域の皆さま、ありがとうございました。今後も地域との関わりを大切にしながら、一緒に自分たちにできることを考え、少しずつ取り組んでいきたいと思います。

文責:発達支援つむぎ 北千住ルーム 職員

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