発達支援つむぎ 北千住ルーム「秋の交通安全運動 ~交通ルールを知ろう~」

2022.10.12

#発達支援

発達支援つむぎ 北千住ルームは、併設する北千住どろんこ保育園の子どもたちと共に過ごす、マンスリー支援を行っています。

9月は全国で秋の交通安全運動が行われており、推進事項として「歩行者の交通ルール遵守の徹底」「歩行者の安全確保」があります。マンスリー支援では、公園や土手などの散歩や商店街ツアーで、大きな幹線道路や車通りの多い道を通ることがあります。北千住周辺の道路は交通量が多い場所もあり、交通ルールを守らないと危ない箇所もあります。

今回、交通ルールを知ることや自分たちが歩く道の危険な個所を知ることを目的として、「交通安全教室」を行いました。千住警察署にご協力いただき、直接警察官の方に交通ルールを教えていただきました。

警察官から交通ルールを教えてもらう子どもたち

当日は二人の警察官の方が来訪してくださり、交通安全についての映像や、標識や歩行者信号の大きな見本を使って、わかりやすく話してくださいました。警察官の方のお話を、みんな真剣な眼差しで聞き入っています。

横断歩道の渡り方を教わる子どもたち

お話の後は、別の部屋に横断歩道を作り、道路を渡る時に左右の車を確認することや、手を挙げる安全な渡り方を体験しました。警察官や先生のお手本を見ながら、年長のこめ組が率先して渡る体験を行いました。つむぎのお子さんも、他の友だちの取り組みを見て、意欲的に参加していました。

あるお子さんは、映像を見た時に「ちゃんとやらないと車にひかれちゃうんだよね」と保育者に伝え、いつにもまして真剣な表情で、人一倍手を挙げて参加していました。

警察官と交流する子どもたち

体験後は、警察官のお二方と記念写真や、交流の時間を設けました。警察のバッチや制服にあこがれを抱くお子さんも多く、帰る直前まで質問をしたり、たくさん話をしたりする様子が見られていました。

後日、散歩に行った際、いつにも増して、手を高く挙げるお子さんや、左右を注意深く観察してから道路を渡る姿が見られ、自分たちの安全を自分たちで守る意識が育っているように感じました。

今回の活動を通して、交通ルールを知り、自分たちの安全を守っていくことが、「道徳性・規範意識の芽生え」に繋がっていくと思います。また警察官の方との交流を通して、地域の安全を守る仕事についても知ることができ、「社会生活との関わり」に繋がる良い体験になったと思います。

千住警察署の皆さまありがとうございました。

文:発達支援つむぎ 北千住ルーム職員

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