発達支援つむぎ 北千住「生活発表会 ～劇ごっこであそぼう～」

発達支援つむぎ 北千住ルームは、併設する北千住どろんこ保育園の子どもたちと共に過ごす、マンスリー支援を行っています。

2月に普段の生活の様子と一年の成長を披露する生活発表会があるので、子どもたちは準備と練習で大忙しです。

3，4，5歳児クラスは異年齢のチームを3チーム作り、遊びの中で劇ごっこをしました。小道具作り、配役決め、セリフや演出まで全部子どもたちで考えて作ります。「おおかみと七ひきの子ヤギ」のチームはどうやったらおおかみの手が黒から白にみせるのか話し合いをしたり、お母さんヤギのエプロンに好きな絵を描いたり、自分たちで考えて表現する姿がみられました。

劇の中には普段行っているさくらさくらんぼリズムも盛り込まれており、おおかみは両生類のハイハイでかっこよく登場します。日課を発表の中に取り入れることで、普段の子どもたちの様子を伝えることができます。

いつもごっこ遊びが大好きな子は、自信を持って演じ、その子の持つ明るさで周りを巻き込み引っ張る姿がみられました。

年長のこめぐみは、最後の集大成で自分の好きなことや、得意なことを披露する時間があります。緊張してしまう子も、練習では生き生きと自分の好きなことを、友達の前で披露することができました。

発表会と聞くと堅苦しいイメージや、頑張らなければいけない印象が強いですが、つむぎの生活発表会では特別なことをみせるのではなく、普段の姿をみてもらうことを大切にしています。

文：発達支援つむぎ北千住ルーム 職員

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