発達支援つむぎ 北千住「冬の探索活動~冷たい・寒いって何だろう~」

2024.03.13

#発達支援

発達支援つむぎ 北千住ルームでは、併設する北千住どろんこ保育園の子どもたちと一緒に過ごすマンスリー支援を行っています。

今回は冬の戸外活動での出来事をお伝えします。つむぎ 北千住ルームの子どもたちは冬の寒い日でも元気いっぱい。北風が強く、寒い日も続きましたが、園庭遊びや散歩をしに外に出て遊んでいます

最強寒波到来と天気予報で言われていた日の朝です。北千住どろんこ保育園の園庭は霜柱で真っ白。子どもたちは、「ザクザク」「ザラザラ」「冷たい」と言いながら、霜柱を踏んだり、触ったりして楽しんでいました。

園庭で霜柱を見つけた子ども

畑に行ってみると、もっとたくさんの霜柱ができています。一人の園児が、霜柱に囲まれたイチゴの苗を見て、「イチゴ本当にできるのかな?」と疑問を伝えていました。これだけ寒いと、植物が育つかどうかも気になります。そういった疑問や発見も本物の経験だからこそ生まれる発想ですね。

畑で霜柱を探す子どもたち

翌日、つむぎ 北千住ルームから子どもの足で歩いて40分ほどのところにある柳原千草園に行きました。この日もとても寒い日で、池には氷が張っていました。

園児2人が池の中で動かなくなってしまった鯉を2匹見つけ、「あそこに鯉がいるけど、動かないよ」「死んじゃったのかな?」「冬眠かな?」「鯉は冬眠しないでしょ」と話し合っていました。

大人がすぐに答えを教えず、自分たちで考える時間こそが非認知能力を育んでいきます。疑問に思ったことは図鑑を見て調べてみるのもいいかもしれませんね。

柳原千草園の池で鯉を観察する子どもたち

季節ならではの音や感触、気付きや発見を大切にしながら、これからも子どもたちの表現性や感性を育んでいける保育を行っていきたいと思っています。

文:発達支援つむぎ 北千住ルームスタッフ

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