発達支援つむぎ 北千住「春の訪れ、季節の動植物と触れ合う」

2024.05.15

#発達支援

発達支援つむぎ 北千住ルームは、併設する北千住どろんこ保育園の子どもたちと共に過ごす、マンスリー支援を行っています。

新年度が始まる4月、新しい友達や環境に期待を抱きながら、子どもたちは毎日元気に過ごしています。

今回は、荒川を挟んだ対岸の広場での活動の様子をお伝えします。

対岸の広場には、タンポポやシロツメクサ、そしてたくさんのテントウムシが生息しています。

この日も、橋を渡り、広場に降りる道には大量のテントウムシたちがいました。子どもたちは早く捕まえたい気持ちを抱きながら広場まで向かいます。

広場の草むらで虫を探す子ども

広場につくと早速、それぞれ広場の草むらを探索し、様々な生き物を探し始めました。「テントウムシいた」「ダンゴムシどこ?」など思い思いに好きな生き物を探していました。

テントウムシを捕まえる子ども

子どもたちの中には、自分が飲んだお茶の紙コップを使い、テントウムシを集めようとしている子がいました。中に入れますが、どんどん外に出てきてしまいます。外に出ては中に入れ、他のテントウムシを集めている間に、逃げ出すテントウムシを捕まえるのに大忙しでした。いろいろなところに注意を向けながら虫集めをすることが、周囲に意識を向けることにもつながっていきます。

紙コップに入ったテントウムシ

また、逃げないように葉っぱも集めて過ごしやすい環境を作った子もいました。「先生見て!」と報告しに来た時には、「何匹捕まえたの?」という会話が生まれました。「1,2,3…5匹も捕まえた!」と嬉しそうに報告する姿がありました。達成感を感じながら、数の理解や表現につながる一場面でした。

今年は例年に比べ、暑い日が続いている4月ですが、子どもたちは元気いっぱい戸外で動植物に触れたり、春の心地よさを感じたりしていました。

是非北千住に来た際は荒川の土手に遊びに来てください。心地よい風が吹き抜ける場所で色々な発見が見つけられますよ。

文:発達支援つむぎ 北千住ルームスタッフ

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