発達支援つむぎ 北千住「ヤモリとの出会い」

発達支援つむぎ 北千住ルームでは、併設する北千住どろんこ保育園の子どもたちと共に過ごすマンスリー支援と、午後は少人数のグループ支援を行っています。

今回は、午後のグループ支援の様子についてお伝えします。

グループ支援では、周囲にある様々な環境に好奇心、探求心を持つことができるよう戸外活動に取り組んでいます。この日、日課として取り組んでいる畑仕事を行っていると、素早く歩き回るヤモリを見つけました。

ヤモリを見つけたお子さんたちは目を輝かせていました。ヤモリの動きが早かったため、なかなか捕まえられずにいましたが、とうとう子どもたちから「ヤモリとって」と発言があり、スタッフが捕まえました。

1人が「飼いたい」と発言し、今後どうするか話し合いをしました。

ヤモリを飼育するか話し合いでは、「可哀想だから逃がそう」「みんなで協力してお世話をしたい」等それぞれ自分の思いを言葉で表現していました。

ヤモリを飼育することが決まると餌などについて知っていることや考えたことを伝え合う様子があり、責任を持って育てようという意思がみられました。

「ヤモリの絵を書きたい」「ヤモリのエサ取りをしたい」と子どもたちのやりたいことを受けとめ、活動に取り組んでいます。

生き物の飼育を通して、生命の不思議や尊さの気づきや役割意識を高め、大切にする気持ちを持つことができるよう活動したいと思っています。

文：発達支援つむぎ 北千住ルームスタッフ

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