発達支援つむぎ 北千住「秋の製作活動」

2024.11.13

#発達支援

発達支援つむぎ 北千住ルームは、併設する北千住どろんこ保育園の子どもたちと共に過ごすマンスリー支援と、午後には少人数のグループ支援を行っています。

今回は午後のグループ支援で行った製作活動についてご紹介します。

このグループでは畑で人参を育てており、毎週みんなで水やりをして成長を観察しています。その日もいつも通り畑に行って、作物のお世話をして部屋に帰ろうと園庭を歩いていたところ、一人の子が「今日は葉っぱがたくさん落ちているし、どんぐりもあるね」と言い、落ち葉やドングリを拾いました。その様子を見ていた周りの子も地面を見て、落ちている葉っぱを集め始めました。

その様子を見たスタッフが子どもたちに袋を渡し、「欲しいものを袋に入れて帰ろう」と提案し、子どもたちも賛成して葉っぱを集めました。

部屋に戻った後にみんなで何を拾ったのか見せ合います。

いがぐりを拾った子、どんぐりをたくさん集めた子、大小様々な葉っぱを集めた子と個性豊かな秋の風物詩がそろいました。

スタッフが絵の具を出して、拾ってきた葉っぱに絵の具をつけ、紙に押し付けます。

絵の具を付けた葉っぱを紙に押し当てるスタッフ

「赤色の葉っぱだ」「葉っぱがスタンプになった!僕もやりたい」子どもたちは自分たちの拾ってきたものに夢中になって絵の具をつけて、模造紙につけていきます。

絵の具がついた葉っぱ

「青色の葉っぱもできた」「いがぐりはどうやったらスタンプになるかな」自分たちの拾ってきたものをどんな色や模様にしようかと試行錯誤して取り組む姿はとても印象的でした。

どんどん模造紙がカラフルに彩られていくと今度は実際に葉っぱをそのまま模造紙に貼って、個性豊かな秋の製作物が完成しました。

葉っぱに絵の具をつける子どもたち

子どもたちの発見から広がった今回の製作活動のように、これからも子どもの感じたことを受け止め、発展させていくことで、主体性を育て、表現の幅も広げていきたいと思います。

文:発達支援つむぎ 北千住ルームスタッフ

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