夏の恒例行事「流しそうめん」

2019.08.29

#発達支援

8月10日土曜日。発達支援つむぎ駒沢ルームの夏の恒例行事「流しそうめん」を行いました。

竹を組んで作った流しそうめんの装置に、初めて参加するお子さまは「なにをするのだろう?」と不思議そうな表情です。流しそうめんと聞いても、体験したことのないこと、初めて聞く言葉だけではなかなか何をするのかイメージができません。はじめに、ながしそうめんの絵本を読み、視覚的にイメージを持ち、気持ちを整えてからスタートしました。

お箸や、フォークを持ってスタンバイ。実際にそうめんが流れてくると、みなさん真剣な表情です。

流れるそうめんをすくう子ども

普段使い慣れたお箸やフォークを持って、流れてくるそうめんをキャッチできると「やったぁ!」「見てみて~!」と、とてもうれしそうです。

流れるそうめんをすくう子ども

はじめはなかなか、流しそうめんの近くに近づけなかったお子さまも、少しずつ場に慣れてお母様と一緒に、真剣な表情で挑戦しました。

流れるそうめんをフォークですくう子ども

上手にキャッチできると、とても嬉しく楽しい気持ちで、そうめんをほおばり、食も進みます。普段は限られた食べ物しか口にしないお子さまも、「そうめんを3口食べたんです!」とお母様よりお話を伺いました。そうめんをキャッチすることが楽しくなり、「お母さんの分をとってあげる」と沢山とってあげていました。

今年は、卒業生にもお声をかけ、午後は卒業生が集まりミニ同窓会となりました。総勢28名。小学校1年生と2年生が集まりました。

「まだかな~」とそうめんを待ち構えます。

流れるそうめんを待ちわびる子どもたち

そうめんを食べた後は、久しぶりに会った先生、お友だちと一緒に遊びました。

食後の遊びを楽しむ子どもと職員

小学校では、ダンスができるようになった、授業参観で発言することができた、成長して小学校にも慣れた、空手を習い始めた、運動会の練習がとても大変、3年生までの漢字が書けるようになったなど、たくさんの近況を伺うことができました。

つむぎ駒沢ルームでは、これからも「食への意欲」に対する様々なアプローチを行ってまいります。

文:発達支援つむぎ駒沢ルーム職員

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