発達支援つむぎ 駒沢「『性教育』から学ぶ『自分を大切にすること』の大切さ」
2022.01.12
#発達支援
発達支援つむぎ 駒沢ルームでは、来年就学を控えている子が多いグループを対象に、体と命の大切さを学ぶために性教育を行いました。
最初は、『おちんちんのえほん』という、プライベートゾーンについての絵本を読みました。 絵本のタイトルを聞き、初めは笑って「恥ずかしい」と言っていた子どもも、話しが進むにつれて集中して聞いていました。
相槌をしながら話を聞く子、黙って聞いている子、絵本の前に立って聞く子、反応は様々でしたが、どの子も真剣に聞いていました。
次は、胎児人形「ももちゃん」を使用し、最初の卵から月日を経て大きくなっていく赤ちゃんの変化を、実際に重さを感じながら学んでいきました。
卵の大きさを見て、「ちっちゃい!見えない!」と笑っていた子どもが、大きさも重さも増していく人形に触れていくうちに、「大きいね」「重いよ」と言って人形の持ち方や扱い方が自然と優しくなっていく姿が印象的でした。
最後に、お母様から「みんなが生まれたときのエピソード」を伺いました。
「とても痛かったです。でも生まれてきて顔を見たらとてもかわいかった」など、素敵なエピソードを聞くことができ、子どもたちにとっても特別な時間になりました。
いつもとは少し違う活動でしたが、絵本や人形を通して「自分の命や体を大切にするとはどういうことか」を考える特別な時間となりました。
文:発達支援つむぎ 駒沢ルーム職員
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