発達支援つむぎ駒沢「野菜スタンプ」

2022.08.03

#発達支援

発達支援つむぎ駒沢ルームでは、畑仕事を行っています。子どもたちが自分で種をまき、土をかぶせ、水をやり、食物が育ってゆく様子を観察することで、自分たちが毎日食べている食べ物一つひとつに命のはぐくみがあり、自分たちの食べるものを自分たちで育てるということを知るための大切な活動です。

この日は、さらに野菜に興味を持ってもらい、野菜の種類を知ってもらおうと、野菜スタンプを行いました。

大きなブルーシートを敷いて、レンコンやトウモロコシ、オクラに玉ねぎ、ピーマンなどのたくさんの野菜と、画用紙、絵の具を用意したら準備完成です。「これ野菜？」「野菜で遊んでいいの？」いつもは食べ物で遊んではいけないと言われているので、子どもたちは野菜を前にして興味津々です。それぞれ思い思いの野菜を手に取ります。「これは何？」「食べられる？」「へんな形！」ふだんは意識することがないけれど、形や感触、大きさなどを観察し、みんなで感想を言い合う姿が見られました。

「お星さまみたい」「こんどは赤でやりたい！」スタンプした画用紙をみんなで見せ合うと、いろいろな意見が出てきます。友だちのスタンプを見て興味を持ったり、創作意欲が掻き立てられたり、お互いが刺激を受けている様子が見られました。保護者の方からも、「家ではなかなかいろいろな野菜を用意したり、遊びに使ったりする余裕がないのでこういう活動はありがたいです」と感想をいただきました。