発達支援つむぎ 駒沢「夏の思い出 かき氷、ジェラート作り」

2022.09.07

#発達支援

今年の夏はどんな夏でしたか?

夏祭り、花火、風鈴、流しそうめん、かき氷など色々な思い出があると思います。今回は、発達支援つむぎ 駒沢ルームで今夏にチャレンジしてみた「かき氷、ジェラート作り」をご紹介します。

今回の活動は、身近な食材を使用して調理を楽しむこと、準備から後片付けまでの食事つくりに自分から関わること、友だちと一緒に食事をする経験をすること、自分で作ったものを保護者の方々に食べてもらうことで嬉しさや達成感を得ることが目的でした。

まず、今回使用するジュースやかき氷のシロップを買いに行きました。お父さんお母さん以外とは初めて買い物に行く子、初めて小銭で支払いをする子、みんな友だちのためにと暑い中、頑張りました。

材料の買い物
 

材料が揃ったところでかき氷やジェラート作りの始まりです。材料は、氷、塩、シロップ。「先生、これやりたい!」「先生どうやって作るの?」初めて作るかき氷やジェラートにみんな興味津々でした。

ジェラート作りは、大きい袋に氷と塩を入れ、もう一つの袋にジュースを入れます。ジュースの入った袋を大きい袋に入れて混ぜます。

「力が必要だね」「まだもう少し混ぜたほうがいいかな?」

袋に入れた材料を混ぜる
かき氷づくり

ジェラートも出来あがるまで約10分混ぜ続けなければいけません。強く混ぜると袋が破れてしまうので力加減を調節しながら優しく混ぜていました。

出来上がると各々好きな味のシロップを選び、かけて食べました。舌がシロップの色で変わったのを見せあう様子が見られました。また、最後には保護者の方にもご一緒いただき、自分が作ったものを食べてもらう経験もできました。

かき氷にシロップをかける子
かき氷を食べる子

「調理」は、表現力や遂行能力、思考力など伸ばすことができると言われています。食材の名前を覚える、素材の色、手触りなどを表現することで語彙が増え、表現力が身につきます。また、説明や作り方を聞き、計画的に作業するという、遂行能力と思考力も身に付きます。そして、達成の満足感は次への意欲にもつながります。

活動を通して子どもたちの笑顔がたくさん見られ、友だち同士での会話もたくさん見られました。「次は何を作ろうか」とみんなで話し合いながら、調理活動も定期的に行っていきたいと思います。

文:発達支援つむぎ 駒沢ルーム スタッフ

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