発達支援つむぎ 駒沢「ハロウィン仮装で、地域交流」
2022.12.07
#発達支援
こんにちは。発達支援つむぎ 駒沢ルームです。10月末のグループ活動でハロウィンを楽しみました。お菓子をもらうためのバッグを手作りしたり、衣装を用意したり、それぞれが思い思いに楽しみながら準備をし、地域の公園や施設を回ってきました。
初めは、バッグや衣装作りからです。自分が好きな色を選びながら、画用紙でバッグを、ビニール袋で衣装を作ります。そこに目や鼻をつけて、あっという間にジャック・オ・ランタンやお化け顔の出来上がりです。裏面には自分が好きなキャラクターや、お菓子などのシールを選んで貼って、自分だけのオリジナルのバッグを完成させました。制作の過程では、3歳児は用意されたパーツを自分で選択してのりを塗って貼る、5歳児は自分でハサミを使ってパーツを切り取るなど、一人一人の成長の段階に合わせて活動を行いました。中には、「2個(バッグを)作りたい!」とハロウィンを楽しみにしている様子が見られました。
バッグを作り終えたら、いよいよ出発です。この時、あるグループの子どもたち二人(以下、A・B)が、たまたま同じ色のビニール袋で仮装をしていたのですが、Aくんが「ぼくこの子と手を繋ぐ!だってお揃いだから!!」と、ニコニコと笑いながらBくんのところに歩み寄っていきました。実は、このAくんとBくんが一緒に歩くのはとても珍しく、Aくんが自発的にBくんに手を差し出す姿は初めてでした。それぞれの個性も大切ですが、「誰かと同じ」であるという親近感や連帯感が安心や新しい興味を生むこともあり、子どもたちの成長の過程に必要なことなのだなと感じた瞬間でした。
さて、いよいよお菓子をもらうときがやってきました。
今回は、駒沢オリンピック公園の管理事務所と、高齢者のデイサービス施設を訪問しました。
「トリック・オア・トリート!お菓子ください!!」
元気な声で伝えられました。初めて会う地域の方々に対して、緊張や気恥ずかしさを乗り越えながら精一杯関わることができたように思います。忙しい時間を割いて、子どもたちに笑顔で応えてくださった職員の皆様には本当に感謝の気持ちでいっぱいです。また、デイサービス施設では、活動中だった利用者の方も振り向いて手を振ってくださったり、声をかけてくださったりする場面があり、温かい時間を過ごさせて頂くことができました。
今後も季節のイベントを楽しみながら、地域との交流を大切にしていけるようなルームでありたいと思います。
文:発達支援つむぎ 駒沢ルーム職員
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