発達支援つむぎ 駒沢「友達と過ごすということ」
2024.02.07
#発達支援
今冬は、比較的に暖かい日々ですね。子どもたちは、過ごしやすい陽気のもと戸外での活動を楽しんでいます。友達同士で遊ぶ姿が増え、様々なやり取りが見られるようになってきています。今回は、友達との遊びを楽しむ子どもたちの様子を見てみようと思います。
最近、ごっこ遊びに興味をもつAくんとBくんは、大きな鍋を使って「クリスマスのチキンを作ろう」と話しています。木の実をたくさん集めますが、高いところにある木の実は、背が届きません。
二人は、「どうしようか・・・」と考え、ジャンプをしてみたり、木を揺らしてみたりして試します。Aくんは、「大人であるスタッフなら取れるかもしれない」と考えますが、Bくんはどうしても自分で取りたい気持ちがあったようで首を横に振ります。再び考え、Bくんは、この枝を引っ張れば、木の実が下に降りてくるかもしれないと気がつき、やってみると予想通りに木の実をゲットすることができました。友達と過ごすことで、協力して同じ課題について考えるということや、友達の考えを聞いて自分の考えになかったものを知るという経験をしたのではないかと思います。
また、別の日には、CくんとDくんが笑顔で過ごす様子が見られました。普段は、一人で過ごすことが多い二人ですが、最近は一緒に過ごすことが増えています。スタッフがおもちゃを楽器に見立てて歌をうたうと、二人も歌に合わせて手をたたいたり、声を出したりして一緒に歌っているようです。その後も、CくんがDくんを追いかけたり、抱き着いたりと二人の遊びを楽しむ姿が見られました。友達と一緒に過ごすことの楽しさを知り、遊びの中で心を通じ合わせているようでした。
友達と過ごすことで、これまで知らなかった様々な遊びに触れたり、相手の気持ちや考えを知ったりする子どもたちの姿がありました。今後も様々な場面で子どもたちの成長を見られるのが楽しみです。また、皆さんにもその姿をお伝えしていけたらと思います。
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文:発達支援つむぎ 駒沢ルームスタッフ
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