発達支援つむぎ 駒沢「大きな家」
2024.06.05
#発達支援
こんにちは。発達支援つむぎ 駒沢ルームです。
つむぎ 駒沢ルームでは、併設している駒沢どろんこ保育園と共に日中を過ごしています。
今日は、「保育園スタッフとつむぎの子どもたちの日常」についてお伝えしたいと思います。この一年、様々な行事や日々の生活を共に過ごす中で、保育園スタッフとつむぎ所属の子どもたちとの関わりがとても増えてきました。
つむぎに通い始めた当初は、つむぎスタッフの近くで過ごすことが多かった子どもたちも、保育園スタッフがつむぎと園の子どものどちらとも同じ「駒沢の子ども」として関わることで、少しずつ保育園スタッフに慣れ、一緒に遊び、何か困ったことがあれば助けを求めに行く姿もみられます。最近では「〇〇先生と手を繋ぎたい、ご飯を食べたい」など子どもたちが自ら声をかけにいくこともあります。
保育園スタッフもそれぞれの子どもの特性を理解することで、スタッフや友達との関わり、またその中で上手にできるようになったことを教えてくれることが増えました。
普段はつむぎスタッフと遊ぶことが多いAくんですが、Aくんにとって保育園スタッフBさんの用意する遊びはいつも魅力的で、自ら何をしているのか見に行きます。興味深そうに、Bさんの様子を見て、拍手をしたり、もう一度やってほしいとお願いしたりすることもあります。
どろんこ会保育園スタッフならではの遊びの発想や大胆な展開に、つむぎスタッフもAくんもいつも刺激をもらっています。
食事の場面では、調理スタッフがつむぎの子どもの食事の様子を見に来てくれることもあります。「お肉の方が好きかな」「この野菜の大きさだと食べにくいかな」と意見交換をします。どのようにしたら、子どもたちが楽しみながら、様々な食材に挑戦できるか、共に考えています。
今まではつむぎ所属の子どもはつむぎスタッフが主に支援するということが多かったのですが、どろんこ会グループ法人理念でもある、職種・役割を超え、「すべての大人がすべての子どもを育てる」を目指し、子どもたちを取り囲む環境や関わりが大きく変化し刺激や広がりのあるものになってきています。
今後もつむぎ 駒沢ルーム・駒沢どろんこ保育園という「大きな家」として、子どもたちの成長を見守っていければと思います。
文:発達支援つむぎ 駒沢ルームスタッフ
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