発達支援つむぎ 前原「小さな挑戦から自分の好きをみつけたよ」

2024.09.03

#発達支援

熱中症アラートの日が続く沖縄では、大人も子どもも盛暑の厳しさの中、青空や風、水道から出る水の冷たさ、蝉の声、夏にしか感じられない感覚を感じながら日々を愉しんでいます。

そんな前原どろんこ保育園と発達支援つむぎ 前原ルームでは、水遊びとプール活動が大人気です。

涼みながら楽しく戸外で遊んでいます。しかし、中には水にぬれることに抵抗があるお子さんもいます。そんな時は、無理に誘うのではなく本人が面白そう、やってみたいなと思うまで待ちます。

みんなが楽しそうに遊んでいる姿を見て、勇気を出して一言「僕もやりたい」。

水遊びをする子どもの様子

スタッフが「水が冷たくて気持ちいいね」と言葉をかけると満面の笑みが返ってきました。

次の日、「水遊びしよう」と自らスタッフを誘う姿がありました。しばらく水遊びをした後、水遊びではなく、「プールに行ってみない?」とスタッフが提案してみると、しばらくすると、スタッフの手をぎゅっと掴んでみんなが遊んでいるプールへ行きました。初めはプールの周りから友達の様子をうかがっていましたが、場に慣れてくると中で遊んでいる友達にボールをあげたり、水鉄砲で「ぴゅっ」と水をかけたりして遊ぶことをし始めました。興味はあるけどちょっと怖い、そのような時は子どもたちそれぞれのペースで、小さなステップを踏んでいきます。

翌週、1・2歳児が遊んでいた小さなプールに挑戦しました。

手のひらで「バシャバシャバシャ~」と水かさも低いため、ゆっくり自分のペースで水に慣れることができました。

プールで遊ぶ子どもの様子1

最近は、大きなプールで友達とバシャバシャとダイナミックな動きでプールを楽しむ姿がみられるようになってきました。プールは夏季限定だからこそ、無理に挑戦させるのではなくそれぞれ子どもたちのペースに合わせてチャレンジできるタイミングを大人がサポートしていきます。

子どもたちにとって「楽しかった」「面白かった」「また来年もやりたい」と思えるプール活動になるよう働きかけていきます。

プールで遊ぶ子どもの様子2

7月にはどろんこ祭りを開催しました。

ウォータースライダーのように棚田に飛び込むどろんこダイブや調理スタッフが作る焼きそば・ふむふむ(人気のおやつメニュー)などの屋台料理、こめ組(5歳児)が切り盛りするバザーなどそれぞれ大盛り上がりとなりました。どろんこサポーター中心に保護者の皆様の協力もあり、楽しいお祭りになりました。

だるま落しに取り組む子どもの様子

文:発達支援つむぎ 前原ルームスタッフ

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