発達支援つむぎ 目白「子どもたちの『やってみたい』に寄り添って」

2021.12.27

#発達支援

発達支援つむぎ 目白ルームでは、毎週1回、2~3歳児の親子で参加するグループがあります。4~5名の少人数のグループ活動を行っています。

この日は「新聞紙遊び」です。お座りして手を伸ばす子、寝転がって新聞紙に埋もれる子、一人ひとりのスタイルで新聞の感触を味わいます。わずかな手足の動き、視線や表情の変化から、子どもの「やってみたい!」「たのしい!」を見つけます。

新聞紙に埋もれて遊ぶ子どもたち

ボールに新聞紙をテープで貼り付けて…目と口のシールを貼り付けたら、髪の毛とお顔が「できたよ!」

ボールに新聞紙を貼り付けて顔を作る子ども

遊ぶ場所や使う物を共有しながら、子どもたち一人ひとりがそのとき一番興味のある活動に取り組みます。

友だちとのやりとりの第一歩として、まずは楽しい雰囲気の中で、少しずつ友だちを意識できるような環境設定を心がけています。春から活動を積み重ねる中で、最近はお互いに「ちょっと気になる存在」になってきています。

続いて、別日の調理活動「スィートポテトづくり」の様子です。

スイートポテト作りをする子どもたち

おいもを食べるのが大好きでも、実は調理済みの物しか知らないこともあります。この日は、さつまいもの形を見せてから潰して調理しました。また、手を使いやすくするには、安定した姿勢も重要です。一人ひとりに合わせて、椅子の高さや支援の方法を調整できるよう、日々工夫しています。

ボールに材料を入れる子ども

子どもたちが、 「たのしい!」「できた!」「またやってみよう!」と活動に取り組んでいるとき、とても生き生きとした表情をしています。 そんな瞬間を共に過ごす職員もまた、とても楽しく幸せな気持ちになります。つむぎでの日々の活動を通して、子どもたちが自己肯定感を育んでいけるよう、職員一同今後も取り組んでまいります。

ジッパー付きの袋に材料を入れて混ぜる子ども

文:発達支援つむぎ 目白ルーム職員

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