発達支援つむぎ 目白「さつまいものツルを再利用」

2022.11.02

#発達支援

発達支援つむぎ 目白ルームでは、年中・年少のグループ活動で5月にさつまいもを植えました。

土や種芋の感触を楽しみながら、協力して植えたさつまいもはぐんぐん成長し、約5か月経った10月、いよいよ収穫です。

「さつまいも上手に出来てるかな?どうかな?」とワクワクドキドキ、期待をしながら畑に向かいます。

サツマイモのツルは長く伸び、なんと門にも絡みついていました。率先してよいしょ、よいしょとツルを引っ張る子ども、反対にツルや土を触るのに少しドキドキして離れて見ている子どもなど、反応は様々です。

つるを引っ張る子どもたち

最初は離れて様子を伺っていた子どもも、スタッフと一緒にスコップで遊んでいるうちにいつの間にかみんなの輪の中で土を掘るようになりました。自分で座ったり立ったりすることが難しい子どもは、スタッフの膝の上で土や葉っぱの感触、においを楽しんだり、少しだけツルを引っ張ってみたりと、それぞれのやり方で芋ほりに参加しています。

土を掘る子どもたち

しかし、掘っても掘ってもさつまいもは見つかりません。残念なことに、さつまいもは収穫できませんでした。少しがっかりした様子の子どもたちでしたが、さつまいものツルを使ってクリスマスリースを作ることにしました。

早速、ツルを袋の中に集めてリースづくり開始です。

まずは葉っぱを取り除き、ツルをまとめて丸い形にしていきます。次に、形が壊れないように友だちと協力して、さらにツルをぐるぐると巻いていきます。この作業がなかなか難しく苦戦していましたが、協力して作ることができました。

集めたつる

細かい作業が難しい子どもも、葉っぱの匂いをかいでにやりと笑ったり、握ってちぎったりしながら参加することができました。

葉の匂いを嗅ぐ子ども

今回作ったリースは、2~3週間ほど乾燥させて完成になります。完成したリースはクリスマスにみんなで飾り付けをする予定です。リースがどんな風に変化していくのかも楽しみですね。

文:発達支援つむぎ 目白ルーム スタッフ

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