発達支援つむぎ 目白「日々の活動の紹介」

2023.08.02

#発達支援

発達支援つむぎ 目白ルームでは、様々な活動を行っています。今回は、以前にお伝えした子どもたちが育てている作物「枝豆の収穫」、毎年行っている「梅仕事」、新しくつむぎ目白ルームにやってきた「クワガタムシ」の3つの活動をご紹介したいと思います。

1つ目の活動は、「枝豆の収穫」です。

4月に子どもたちが植え、水をあげて育てた作物の一つである、枝豆が膨らみ食べごろとなり、実際に食べてみることになりました。つむぎ目白ルームでは、普段食べている野菜がどんな風にできるのか興味関心を持ってもらうことや、毎回水をあげてお世話をする経験を通して作物を作ることの難しさや愛着心を育むこと、友だちと一緒に期待感を持つことや収穫の喜びを分かちあうことなどをねらいとして、毎年野菜作りを行っています。実際に生えている枝豆を見たことのない子どもたちも多く、悪戦苦闘しながら収穫した後、お湯で茹でました。

野菜を収穫

茹であがったら実際に食べてみます。房から取り出すことや塩を振ることも自分で挑戦してみます。一つずつ慎重にお皿の上に取り出していきます。豆を房から出すときに力を入れすぎて豆が飛んで行ってしまうことや、初めて食べる枝豆の味にびっくりしてしまうこともありましたが、みんなでおいしく食いただくことができました。

他にもトマトやジャガイモ、サツマイモ、人参、茄子などまだまだ作物があり、その野菜たちを使った調理活動も企画しています。次の収穫が待ち遠しいですね。

2つ目の活動は、毎年恒例の「梅仕事」です。

梅仕事は、季節感じながら共同作業を行うとっても大事な仕事です。今年も「梅シロップ」「梅干し」を作ります。初めて梅に触る子どももいれば、なんと今年で3回目という梅仕事のプロもいました。初めて梅の実を見る子どもたちは興味津々、以前に行った子どもたちは慣れた手つきで梅仕事に取り組んでいました。梅ジュースができるまで約2週間。梅干しが出来るまで約1か月。つむぎに来るたびにジブンたちで作った梅ジュースの瓶を見たり、梅干しの重りを確認したり出来上がりを楽しみにしています。

出来上がった梅シロップはお水で割ってジュースやかき氷に、梅干しはおにぎりを握って食べる予定です。

梅の加工作業

3つ目の活動は、「クワガタムシ」です。つむぎ目白ルームのクワガタムシはオスとメスが1匹ずつです。クワガタムシはつむぎ目白ルームに来た日から人気者です。「どこにいるの」「なんでうごかないの」といろいろな疑問が浮かんできます。クワガタムシの生態ポスターを読んでみたり、図鑑を見てどんな種類がいるかを調べてみたり、子どもたちの興味の方向性も様々です。かごの中で飼育するだけではなく、自然の中で生きているクワガタムシを捕まえたいという子もいました。

ちなみに、クワガタムシの名前はまだ決まっていません。子どもたちが候補を挙げ、アンケートを取っています。どんな名前になるのか楽しみです。

クワガタの名前投票

クワガタムシの飼育を通して、生き物に親しみを持ってお世話をする心や命の尊さを学んだり、子ども同士でクワガタムシについて話し合ったり役割を決めたりなど、生き物との関わりの中で思いやりや責任感が育っていくのではないかと思います。

今回は日々の活動の一部をご紹介しました。いろいろな経験を通して成長していく子どもたちの姿をうれしく思います。

文:発達支援つむぎ 目白ルーム

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