発達支援つむぎ 目白「畑が始まりました。」

2024.05.29

#発達支援

発達支援つむぎ 目白ルームではプランター畑で、各グループで育てたい作物を決め、種から育てています。

発達支援つむぎ 目白ルームの畑の看板

昨年は芽が出て茎がのびても実が大きく育たなかったり、何も出てこなかったりなど不作の年となってしまいました。今年は新しい試みとして、ナスやトマトは苗木を育ててプランターへ移植して育てようと思います。

発達支援つむぎ 目白ルームで育てた苗木

4月は土作りから始めました。子ど土が砂場の砂と感触が違うことを感じ取り、なかなか作業に参加できない様子がありました。スタッフが土をいじり、団子や山などつくりながらかかわることを見せると、徐々に土の周りに集まってきました。カラフルなスコップや金属製のスコップから自分で使いたいものを選びます。

まだスコップが上手く使えない子どもたちなので、土が色々な方向へ飛んでいき、友だちにかかってしまいました。かけた方も、かかった方も驚いたり怒ったりしながらも、手は休むことなく作業をしていました。上手く使えないと思うと素手で土を広げたり、プランターへ入れたり工夫する子どももいました。

工夫して苗木をプランターに移行する子どもの様子
工夫して苗木をプランターに移行する子どもの様子

種をまき、土をかぶせる際は手指の力のコントロールが必要になります。力いっぱい押し込んでしまったり、一か所にたくさん土を盛ってしまったり、手についてしまった種を払い落としてどこかに飛んで行ったりなどいろいろな事が起きました。

野菜を育てるという目標に対して、土壌を整える、種を植えたら水やりを続ける、芽が出る、花が咲く、実が成る、収穫するなどの経過・体験を通して「食べる」ことにつながるよう、つむぎ 目白ルームでは活動の一環として取り入れています。週一回の畑との関わりの中で野菜を育てたい気持ちを持ち続けられるようスタッフの工夫が必要となると感じています。

現在の「つむぎはたけ」では、ジャガイモ、オクラ、ナス、トマトが順調に育っています。7月には収穫した野菜を使ってカレーを作って食べる予定です。お楽しみに。

文:発達支援つむぎ 目白ルームスタッフ

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