発達支援つむぎ 目白「東京ヴェルディ インクルーシブサッカーフェスタに参加」

2024.08.28

#発達支援

発達支援つむぎ 目白ルームでは昨年に引き続き、7月27日に豊島区主催、東京ヴェルディ運営の「インクルーシブサッカー」のイベントに参加しました。その様子をお伝えします。

今回のテーマは「障害の有無にかかわらず誰もが楽しめる、まぜこぜのサッカー。インクルーシブサッカーを通じてお互いの理解を深めよう」でした。豊島区立東長崎スポーツセンター(豊島区南長崎4丁目)に集合し、受付の方から名前シールを貼ってもらい、ビブスをお借りしました。つむぎ 目白ルームからの参加者12名は、黄色のビブスでした。

10時、いよいよ始まります。東京ヴェルディのコーチ(以下、コーチ)の合図の元、全参加者が整列します。大きい声で挨拶をすると、コーチより「こんにちは」「おはよう」などの手話を教わりました。

「競技場内を歩きながら参加者と手話を使って挨拶をしてみよう」というお題が出ました。各コーチたちも子どもたちの間を回り、「〇〇くん、おはよう」「〇〇さん、こんにちは」と手話で挨拶を見せてくれると、子どもたちも徐々に移動しながら挨拶の手話を体験していました。

子どもが手話に挑戦する様子

挨拶が終わると、二人でシーツをもってのボールを運び、足で蹴ってのボーリングなどサッカーボールに慣れる、友だちと協力することにつながるようなゲームが始まりました。ゴール地点にはコーチたちが待っていて、「いいね」「やったね」などたくさん声をかけてもらいました。

シーツを使ってボールを運ぶ子ども

休憩後、いよいよサッカーゲームが始まりました。ボールを取ろうとコート内を走る子、ゴールに向かってボールを蹴る子、持っていたボールが取られてしまう子、ちょっと雰囲気が怖くなってコートの外で見守っている子など、つむぎでは見られない姿もありました。それぞれ子どもの状況に合わせて、コーチたちが神の手を披露してくれるので、それぞれの形でサッカーを楽しんでいました。

最後にはコーチから感想を聞かれ、少し恥ずかしがりながらもしっかりと答えていました。

サッカーに挑戦する子どもたち
子どもとコミュニケーションをとるコーチ

2回目の参加でしたが、東京ヴェルディのコーチたちの高度なサッカー技術と豊富な関わり方が、参加している子どもたちそれぞれの楽しみ方を引き出してくれていました。1時間30分程でしたが、広い競技場で、たくさん汗をかいて、たくさん笑って、たくさん遊ぶことが出来ました。

帰り際に参加した保護者の方々から、「楽しかったです」「よい経験が出来ました」「(自分の子どもが)こんなことができるんだと思いました」など、嬉しい気づきやお言葉も頂きました。

誰もが楽しめるインクルーシブサッカーを経験し、つむぎ 目白ルームでのインクルーシブ活動の参考にして行こうと思います。

東京ヴェルディの皆さん、ありがとうございました。

文:発達支援つむぎ 目白ルームスタッフ

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