発達支援つむぎ 見附「秋・ぐんと大きくなりました」
2024.11.18
#発達支援
こんにちは。発達支援つむぎ 見附ルームです。つむぎ 見附ルームは見附どろんこ保育園に併設されており、保育園の園児と一緒に生活をしています。今月は子どもたちが体験している仕事についてお伝えしようと思います。
まずは野菜の皮むきです。園では毎日給食に使用する野菜の下ごしらえをしています。この日は玉ねぎの皮をむいている所です。縁側に机が出るとワクワクした様子で近づいて来ます。
玉ねぎの皮むきは、はじめのひとむきが難しく、指先の動きと集中力がとても必要です。開所してすぐの春は興味を持てなかったり、玉ねぎを触ることに抵抗や戸惑いがあったりと途中でやめてしまう姿がありました。しかし今はボウルいっぱいの玉ねぎをすぐにむき終える手際の良さにびっくりです。
他にも、しめじさき、キャベツちぎり、もやしぽきぽきも子どもたちが大好きな仕事です。給食が美味しくなる秘密のひとつでもあります。
そして生き物の世話もあります。登園のたびに元気か確認し、餌やりや、水槽・虫かごの掃除、きりふきをしてくれています。春は興味が向かなかった子もいましたが、今は気にかけて朝一番に水槽を覗きに来てくれます。
こちらは綺麗にしたザリガニの水槽に餌を入れている所です。どんなに気にかけて一生懸命世話をしていても、命が限られている生き物がいます。世話をしている最中に動かなくなってしまっている事に気付く場面もあり、命について考える時間になることもありました。
次は併設の見附どろんこ保育園のはじめての運動会です。バトンを持って走るリレーにも挑戦しました。コースをしっかり見ながら走ったり、次の友だちにバトンを落とさずに渡したり。日々楽しみながら走り方、バトンの受け渡しも上手になりました。
木々の周りを大きく一周する長いコースですが、当日は全員が力いっぱい駆け抜けてくれました。応援にも力が入り、大きな声で友だちを応援してくれたり、保護者の方の応援を受けたりと普段以上の力を発揮する子どもたちの姿がありました。
運動会に飾る万国旗・看板制作にも熱が入りました。はじめて見る大きく長いロール紙に、思い思いにクレヨンを走らせ絵を描きます。自分の体より大きなキャンバスに大喜びです。
世界にひとつだけの手作り万国旗と看板です。当日は子どもたちのはじめての運動会を華やかに彩り、そしてあたたかく空から見守ってくれていました。
これから季節は秋から冬へと変わります。つむぎ 見附ルームのはじめての冬はどんな楽しいことが待っているのでしょうか。とてもわくわくしています。
文:発達支援つむぎ 見附ルームスタッフ
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