発達支援つむぎ 見附「秋探し」

2024.12.23

#発達支援

こんにちは。発達支援つむぎ 見附ルームです。つむぎ 見附ルームは、見附どろんこ保育園との併設になっており、園児とつむぎの子どもたちは日々一緒に様々な体験をしながら生活しています。今回は、その様々な体験の中から散歩で見つけたたくさんの「秋」についてご紹介します。

散歩中、まず子どもたちが気づいたのは赤とんぼです。子どもたちの頭上高くにたくさんのとんぼが静かに飛んでいる姿を見つけると、「とんぼがいるよ!」と指差し大はしゃぎです。また、道端や子どもたちの足元にもいろいろな発見があります。子どもたちの顔より大きな葉っぱを見つけると、目と口の穴を開けてお面の完成です。「お化けだぞ~」とみんなで追いかけっこが始まりました。

また、散歩で行く公園には大きなイチョウの木があります。木の下にはイチョウの黄色い絨毯が広がっており、木の根元に集まった子どもたちは、イチョウの葉を拾ったり、虫探しに夢中になりました。

他にも、ネコジャラシや揺れるススキ、植物の長いツルなど、秋の自然は子どもたちにとって宝探しで、それぞれがたくさんの秋のアイテムを集めました。

イチョウの木と子どもたち
ススキを持った子どもたち

保育園に戻ると、散歩で見つけてきた秋の宝物を使って、製作活動を行います。拾ってきたイチョウの葉や自分たちの手に絵の具を塗ってスタンプをしたり、筆で色を塗って公園で見てきたイチョウの木を作り上げました。また、イチョウの木と一緒にクリスマスツリーの製作も行います。子どもたちは松ぼっくりに思い思いの絵の具で色を塗り、個性あふれる素敵なツリーの完成です。

松ぼっくりに色を塗る子ども
完成したイチョウの木

散歩や制作活動を通して、子どもたちは自然と触れ合い、季節の変化を五感で感じるとともに、それを生かして創作活動に取り組む楽しさを経験しています。「秋探し」は、ただ散歩をするだけでなく、日常の中にある小さな発見を大切にする心を育む時間でもあります。

これからも季節ごとに自然を感じる活動を通して、子どもたちの豊かな感性を育てていきたいと思います。

文:発達支援つむぎ 見附ルームスタッフ

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