発達支援つむぎ 宮下「親子で縄文土器作りvol.2」

2021.10.22

#発達支援

発達支援つむぎ 宮下ルームでは、前回の「土器成型」に引き続き、園庭を使って「土器野焼き」行いました。

園庭での野焼き

縄文土器工房の元講師の方がいらっしゃり、「野焼き」のやり方を教えてくださいました。今回はのこぎりで木材を切り、切った木材をくべて「土器野焼き」が始まります。のこぎりを初めて使う子も多く、「できるかな?」と不安そうな姿が見られました。まずは、保育者がのこぎりを使用し木材を切ると 、子どもたちは注目し「切れるかな?」「先生できる?」と興味を持ち始めました。

実際に子どもたちは、のこぎりを使い始めると「あれ?切れないよ」「どうやるの?」と、思うようにいかないと戸惑う姿も見られました。そのうち、のこぎりの持ち方・刃の引き方を考えながら意欲的に取り組むことができるようになってきました。

焼き上がった土器

今回の「野焼き」は緊急事態宣言下だった為、土器を火に入れてからの1時間半は、子どもたちは園外で待ち、 焼きあがった土器を火からおろす所から子どもたちに参加して貰いました。

園に戻り、出来上がった作品を「どこにあるかな?」「わぁ!黒くなってる」「本当の怪獣みたい!」と野焼き後の 色の変化に気づき、友だち同士で見せ合う姿が見られました。

野焼きの工程を説明するポスター

今回は土器を焼いている様子を見ることができなかったので、焼いている工程を模造紙にまとめ、つむぎカフェに掲示しました。後日、模造紙の写真を見て「これ僕のかな?」「火が大きいね」など、親子の会話が弾んでいました。 「土器作り」の体験学習はこれで終了ですが 、次回は10月に「自然物での染物」がありますのでお楽しみにしていてください。

文:発達支援つむぎ 宮下ルーム 職員

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