発達支援つむぎ 宮下「みんなで卒園遠足に行ってきたよ」

発達支援つむぎ 宮下ルームを利用する5歳児と宮下どろんこ保育園在籍の5歳児が行った卒園遠足について、ご紹介します。保育園、つむぎ関係なく、これまでたくさんの「楽しい」「悲しい」「悔しい」「嬉しい」と感じる経験を共にしてきた子どもたちが、最後の遠足でも、様々な体験を共有することをねらいのひとつとして、3月上旬に隣の市にあるマザー牧場に行きました。

「今日はカピパラに会えるのかな」「私はウサギを触りたいな」と到着してからの活動に期待を持ちながら、3.8㎞先にあるバス停を目指しました。無事にバス停に到着し、バスに乗りました。

到着してからは、みんなが楽しみにしていた「乳搾り体験」に向かいました。乳搾り体験の前に飼育員さんから「生乳からできる乳製品」についてお話がありました。「牛乳からできている食べ物って何があるかな？」の質問に「チーズ！」「ヨーグルト！」と積極的に答える姿がみられました。体験を通して、毎日飲んでいる牛乳がどうやってできているのか、知ることができました。

乳搾り体験の後は「うさモルハウス」でうさぎやモルモットの触れ合い体験に参加しました。「牛は怖くて触れなかったけど、もう少し近づいてみようかな」と実際に触れ合う体験を通して、動物への興味が広がっていく姿も見られました。

たくさんの動物と触れ合った後はレジャーシートを敷いて、お昼ご飯の時間です。「たくさん歩いたからいつもよりおいしいね」と達成感を感じながら、最後の遠足給食を美味しく食べました。

動物たちにお別れの挨拶をした後はバスに乗って、園に帰ります。「あっという間だったね」「またみんなで行きたいね」と、思い出を振り返りながら最後まで楽しい時間を過ごしました。

年長児たちが、4月からの小学校生活で、どろんこで培った力が自分たちのパワーとなり、たくさんの「自分の好きなこと」に出会えることを祈っています。

文：発達支援つむぎ 宮下ルーム職員

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