発達支援つむぎ 宮下「切り干し大根づくり」
2023.12.22
#発達支援
つんとした冷たい空気と、ひんやりとした風を感じる季節となりました。
10月上旬に種をまいた冬野菜は、たっぷりと日を浴びてぐんぐん成長しました。
「おおきくなあれ、おおきくなあれ」
水やりをしながら口ずさむ子どもたち。野菜が大きくなるにつれて、子どもたちも畑仕事にますます熱が入ります。
11月中旬、いよいよ収穫です。土の中から顔を出した大根を力いっぱい引き抜きます。 収穫した大根の大きさを比べる姿がありました。
「ぼくのほうがおおきいよ!」
こういった場面が、大小や長短、重量などの概念理解や、他児との関わりの中で生まれるコミュニケーション能力の育みなど、様々な子どもの成長につながります。
今度は、収穫した大根を切り干し大根に加工します。
大根を切る子どもたちの眼差しは、とても真剣です。どのくらい力を込めればうまく切れるのか力加減を調節したり、同じ大きさに切るためにはどのくらいの幅で切ったら良いか、距離感や向きを調整したりと、包丁の操作ひとつをとっても、培われる力がたくさんあります。
切った大根は、干し網に並べて風通しの良いところに干し、1週間程度乾燥させたら完成です。
今回作った切り干し大根を使用し、12月に味噌汁のクッキングを行う予定です。次回のブログではその様子をご紹介いたします。お楽しみに。
文:発達支援つむぎ 宮下ルームスタッフ
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