発達支援つむぎ 宮下「おにぎり作り」
2024.02.23
#発達支援
発達支援つむぎ 宮下ルームの年中グループでおこなった「おにぎり作り」を紹介します。
田植え、稲刈り、脱穀、籾摺り、とすべて自分たちでおこなってきました。大切に育てたお米は自分たちで火を起こし、飯盒を使って炊きました。
まずは火起こしの準備です。釜に薪や枯れ葉を入れていきます。
普段の生活ではなかなか触れることがない火に「こわい」「はやくやりたい」と子どもたちの興味もどんどん高まっている様子でした。
火がつくと
「こげくさい」
「けむりでめがいたい」
「パチパチおとがする」
と感想を伝えてくれる子どもたち。五感で火の感触を楽しんでいました。
火が消えないように様子をみながら枯れ葉や、薪を足しました。
「はじめちょろちょろなかぱっぱ。あかごないてもふたとるな」ごはんがおいしく炊けるおまじないを唱えたらいよいよ完成です。
飯盒をあける瞬間は「おいしくできたかな」期待いっぱいの表情でみつめる子どもたちでした。
次はいよいよおにぎり作りです。
ラップにごはんをのせて握ります。一生懸命に形を整える子どもたち、三角おにぎりや丸いおにぎり。世界に一つの素敵なおにぎりが出来上がりました。
子どもたちは「すこしかたいね」「ちゃいろいところがおいしいよ」などそれぞれの感想を伝えあっていました。
田植えから調理するまでをおこなった食育活動、身近な食材であるお米の成長過程を知り、食べるまでには、たくさんの時間や手間が必要なことを学ぶ貴重な経験となりました。
文:発達支援つむぎ 宮下ルームスタッフ
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