発達支援つむぎ 宮下「稲刈り」

2024.10.25

#発達支援

まだまだ夏の名残を感じますが、日の長さはずいぶんと短くなってきました。宮下どろんこ保育園、発達支援つむぎ 宮下ルームでは、稲刈りを行いました。

宮下どろんこ保育園、つむぎ 宮下ルームの広い園庭には田んぼがあります。4月に田植えを行った際はまだ青々としていた稲が今では黄色く色づき、あっという間に刈り頃を迎えました。

稲刈りを始める前に、稲の成長過程を収めた写真を見ながら、一緒に振り返り、稲刈りに対する期待感を高めました。稲刈りでは本物の鎌を使用します。実際の鎌を見たり触れたりするのが初めてという子がいる中、年長児が年下の子に危険性を教えるなど、子ども同士でコミュニケーションをとる場面も見られました。

稲刈りの様子

いよいよ稲刈りが始まります。10月の秋の晴天の中、慣れない鎌を持ちながら一生懸命稲刈りを行いました。

刈った後は、稲を束ねて干すことにより、その後の脱穀作業(根元から刈り取った稲の穂先から、籾(もみ)を分離する作業)を行いやすくします。

次に脱穀作業です。使用する竹製の千歯こき(脱穀機)は、用務員さんの手作りです。「どうやってやるの?」「ぎざぎざしてるね!」と、初めて見るものに子どもたちは興味津々な様子でした。

脱穀作業の風景

脱穀した後の籾はこれから籾すりを行い、かたい殻を脱いで食卓に並ぶお米になります。みんなで食べることを楽しみに、これからの作業を頑張ります。

文:発達支援つむぎ 宮下ルームスタッフ

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