発達支援つむぎ 宮下「給食当番、始まりました」

2025.01.31

#発達支援

宮下どろんこ保育園、発達支援つむぎ 宮下ルームでは、今まで給食をバイキング形式で自分の分を分けていましたが、小学校進学に向けて給食当番活動を始めました。

自分で食べられる量を、自分で配膳していたのとは違って、友達に配膳してもらうので、どのくらいの量にするかを伝えることに、少し戸惑いがありました。また、苦手なものも分けられてしまう事で、怒ってしまう子もいました。

「好きなものを好きなだけ」という法人の方針はそのままに、一人ひとりの気持ちを大切にしていきながら、無理に進めることはしていませんが、つむぎ利用のお子さんにとっては、なかなか切り替えが出来ない献立の時もあります。

味噌汁をよそう子ども

しかし、「お当番活動」に対する、期待感が大きくなり、配膳することも、してもらうことも、スムーズになってきました。活動の切り換えも、「給食当番だよ。準備してね。」と声を掛けられると、張り切って片付けをして、準備をしていました。

お当番活動も、二巡目になってくると、「どのくらい?」と聞く様子もあり、こぼすことなく配膳できるようになってきました。また、汁ものは汁だけ、和えものは人参だけなどと分けていた子も、「いっぱいちょうだい!」と、張り切って伝えている姿もありました。

要望を聞きながら味噌汁をよそう子ども

少し、食べてみようという気持ちも出てきていて、食べてみたら、美味しかったという様子もありました。

年も明け2025年になり、卒園まであと3ヶ月を切りました。少しずつ、頼もしくなっていく姿に嬉しくもあり、淋しくもなってきますが、胸を張って旅立てるように見守っていきたいと思います。

文:発達支援つむぎ 宮下ルームスタッフ

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