発達支援つむぎ 武蔵野「主体性の先に」

2022.10.19

#発達支援

9月に入り、子どもたちが楽しんだプールも終わり、戸外活動や散歩が心地よい時期になりました。

今回は平日に発達支援つむぎ 武蔵野ルームを利用する子どもたちが、近隣にある武蔵野どろんこ保育園の子どもたちと一緒に生活・活動する様子についてお伝えいたします。

利用されている保護者の方には、幼稚園に行く前に少しでも集団生活ができるようになってほしい、通っている園の生活と併用しながら療育を利用したいなど、様々なご希望や思いがあります。その希望や思いに寄り添いつつ、子ども一人ひとりの主体性を尊重し日々の成長や変化を共有し、共に子育てをすることをつむぎ武蔵野ルームでは大切にしています。

実際に生活や遊びの中で様々な物事や人と関わることで、どのような姿がみられるのでしょうか。

手をつないで散歩をするA君

少しマイペースな所があると聞いていたA君。

最初は職員とだけ手をつないでいましたが、今では友達を意識し、手つなぎをして相手のペースや周りに合わせて散歩をする様子が見られています。

また保育園にいる間はつむぎの職員だけでなく園の保育者とも触れ合いを楽しんでいます。

保育士に帽子を乗せるBちゃん

他人に興味関心が出てきたBちゃん。

みんなで外遊びをしていると眩しそうにしていた園の保育士をみつけます。その後自分の帽子を取りそっと保育士の顔に乗せていました。

このように保育園での生活や遊び、人との関りを通して、どろんこ会が大切にする「他者と協働すること」を身につけられるよう、なにかを求められたらすぐに手助けをするのではなく、自分で考え行動することを大切にし活動を行っています。

文:発達支援つむぎ 武蔵野ルーム職員

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