発達支援つむぎ 武蔵野「利用者から始まった空手黙想」

発達支援つむぎ 武蔵野ルームの放課後等デイサービスを利用している高校生のA君。

いつもおとなしく黙々と作業することが多いA君ですが、ある日「空手黙想がしたい!」とスタッフにリクエストがありました。

「空手黙想」とはなんだろうと調べてみると、武道で稽古の始まりや終わりの時間に自分の心を落ち着かせる為にしている静の時間であることが分かりました。早速スタッフがやろうとすると、手を腰にあて、「こうするんだよ」とポーズを教えてくれるA君。窓を向きながらスタッフと「空手黙想」をします。

瞑想をする高校生とスタッフ

その光景を見ていた別のスタッフ。学生時代の柔道着が家に残っていたことを思い出し武蔵野ルームに持ってきました。柔道着を渡すと真っ先に着だしとてもうれしそうな顔をしていました。最近では必ずこの柔道着をきてから「空手黙想」をするのが日課になっています。

道着を着て瞑想する高校生とスタッフ

どろんこ会グループの保育園では日課活動として座禅に取り組んでいます。

これは一日中外で活動するからこそ、朝の短い時間心穏やかに過ごす静の時間を目的としたものですが、私たちつむぎ武蔵野ルームでは、放課後等デイサービスの終わりに空手黙想をして一日の活動を心静かに終わることにつなげていきたいと思います。今回利用者のリクエストから始まった「空手黙想」。今後も利用者のこれをやりたい!という自発性を大切にしながら放課後等デイサービスに取り組んでいきます。

発達支援つむぎ 武蔵野ルーム 職員

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