発達支援つむぎ 武蔵野「ひとつになる」

2023.04.14

#発達支援

発達支援つむぎ 武蔵野ルームが開所してから、早くも1 年が経とうとしています。

つむぎ武蔵野ルームは、児童発達支援と放課後等デイサービスを行っている多機能の事業所です。児童発達支援では、未就学児の子どもたちが友達同士の関わりの中で、「これは何だろう?」と興味や関心を持ち、「やってみたい」などの気持ちを表現できるように支援をしています。また、武蔵野どろんこ保育園と併設施設ということもあり、子ども同士一緒に生活をし、やり取りの中で成功体験を増やし自己肯定感を育み、心身の成長を促していくことを大切にしています。放課後等デイサービスでは、中高生には一人ひとりの個性を大切にし、職業や仕事に興味関心をもち、たくさんの経験を積み、働く意欲を高めていけるよう取り組んでいます。

児童発達支援、放課後等デイサービスと対象としている年齢が異なる為、支援方法や子どもたち同士の関わりなどのバランスを難しく感じることが多くあります。つむぎと園のたくさんの職員たちと、子ども一人ひとりへの理解を深めるのに十分に、かつタイムリーに、情報共有し合うには、たくさんの工夫や努力がまだまだ必要だと感じた一年でした。

先日つむぎの保護者様から「男の人が苦手で近づくことをしなかったのに、初めて友達のパパの所に自分から行って手を引っ張って、遊んでほしいと要求したんです。つむぎの先生や園の先生たちがいつも他のお子さんと同じように分け隔てなく接してくれて、よく見てくれているおかげです。」という嬉しい言葉を頂きました。

常に子どもたちの状況について園との連携を意識して取り組んできたからこそ、子どもたちが様々な人と関わる事ができる環境となり、変化につながったのだと感じた瞬間でした。一人ひとりの視点に合わせて、遊びを展開したり、耳を傾け、日々みんなで一緒に関わっていくことでその子のやりたい気持ちを高め、できるという自信に繋がっていったのだと思います。

これからも園・つむぎで連携をとっていき、一緒によりよい保育を目指していきたいと思います。

つむぎ武蔵野ルームスタッフたち

そして4月から2年目になる武蔵野ルーム。「ひとつになる」という目標が決まりました。園だけではなく、地域との繋がりも大切にし、地域全体で子どもを見守っていけるように取り組んでいきます。この1年で見えてきた課題にも向き合いながら、これからも楽しく皆で力を合わせて武蔵野らしいルームを作っていきます。

文責:発達支援 つむぎ 武蔵野ルーム 職員

発達支援つむぎ 武蔵野ルーム施設情報を見る

関連する記事

最新のどろんこアクション記事

どろんこ会からのお知らせを見る

お知らせ一覧へ
PAGE TOPtop