発達支援つむぎ 武蔵野「挑戦」
2024.01.19
#発達支援
「今年はサンタさんに何をお願いする?」ワクワク楽しそうな子どもたちの会話が聞こえてくる季節。発達支援つむぎ 武蔵野ルームの放課後等デイサービス(中高生対象)では、近隣の武蔵野どろんこ保育園との関わりを大切にしています。昨年に引き続き、今年もどんなものを保育園にプレゼントするかを話し合い、「クリスマスカード・紙芝居・雑巾」に決めました。
120枚のクリスマスカードの制作は、夏休みが終わった頃からコツコツ始めました。
折り紙をちぎる・枠の中に貼る。
それぞれ自分ができることを一枚一枚こつこつと丁寧に行って作っていきました。
具体的に紙芝居のイメージをしやすいように、実際に図書館にいきました。
通常の紙芝居の大きさだと後ろの子どもたちが見にくいのではないかと意見が出て、更に大きな紙芝居を作ることを決めました。
描いた絵に色を塗っていく作業は、筆圧が強すぎたり、枠からでてしまったり、みんなで同じ絵を塗っていく難しさに試行錯誤しながら作っていきました。
雑巾作りは、普段の取り組みとしておこなっている活動になります。
針をさわったことがない、糸を通すことができない、玉結びができない等、沢山の難しさがありましたが、「できないからやらない」ではなく「できることを見つけてやってみる」ことを意識して、繰り返し行っていきました。
今では一人で糸を通す、直線に縫っていく、玉結びができる等、沢山の「できる事」が増えました。4月から始めた雑巾作りは50枚近くも完成しました。
一生懸命作った雑巾を保育園の子どもたちが使っているのを見るのが今から楽しみです。
今回のクリスマスプレゼント作りを通して、少し難しいことにも自ら挑戦し、こつこつと継続していくことで、それぞれの達成感に繋がりました。
これからも普段の関わりから働く意欲だけでなく、自分の自信へとつなげ、自分たちで選択する力を身につけていけるように支援してまいります。
文:発達支援つむぎ 武蔵野ルームスタッフ
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