発達支援つむぎ 荻窪ルーム「枝豆収穫と造形あそび 体験学習」

2022.08.22

#発達支援

杉並区にある児童発達支援事業所、発達支援つむぎ 荻窪ルームでは、施設から徒歩30分の場所にある畑で野菜を育てています。畑仕事を通して、友達と一緒に協力して取り組む経験や、運動機能の成長、自然に対する興味関心、そして、収穫の達成感や食への興味など、さまざまな学びを得ています。

7月の体験学習では、畑でとれた枝豆の収穫体験と造形あそび体験を行いました。

枝豆が大好きな子どもも、苦手な子どもも、たくさんのお子さんにご参加いただきました。今年の枝豆は、粒が大きくとても立派。

畑ですくすく育った枝豆

まずは、枝から枝豆の収穫です。鮮度が良い豆はなかなかとることができません。指をしっかりと用いて、力いっぱい引きちぎります。

豆の表面は、細かい毛でざらざら。はじめての感触にびっくり。

収穫した枝豆から枝を取り除く子ども

たくさん枝豆が獲れて満足した後は、枝豆が茹であがるまでの間、造形あそびを行います。

トイレットペーパーや発泡スチロール等の廃材を用いたスタンプで、自由に作品をつくっていきます。大きな模造紙に力いっぱい 「ぺたん!」。

造形遊びを楽しむ子ども

たくさん遊んだ後は、お待ちかねの枝豆。手を洗って、枝豆の登場をたのしみに待ちます。

自分で摘み取った枝豆は、特別においしい。「枝豆は嫌いだけど、これはおいしい。」「この枝豆4粒入ってたよ。」なんと、ほとんどのお子さんが枝豆を食べることができました。

枝豆を味わう子どもたち

採れたての枝豆の匂いや感触に触れ、自分で食べるために枝豆を収穫し、茹でたての枝豆を食べる。実際に子どもたちが体験することで、なかなか引きちぎれない枝豆の強さ、毛のざらざらとした感触、茹でたての枝豆のおいしさなどなど、言葉では伝えられない生きた経験ができた時間になりました。

文:発達支援つむぎ 荻窪ルーム職員

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