発達支援つむぎ 荻窪「牧場に行こう」

2022.12.19

#発達支援

杉並区にある児童発達支援事業所、発達支援つむぎ 荻窪ルームでは、本物に見て触れる実体験を通した学びを大切にしています。11月の体験学習では、八王子市にある磯沼ミルクファームさんにご協力いただき、乳しぼり体験とバターづくり体験を行いました。

「おはようございます」

大きな声でご挨拶した後は、牧場スタッフの方に牧場を案内してもらいます。まずは、赤ちゃん牛の牛舎から。

ここで、牛さんクイズ。

「赤ちゃん牛がお母さんになるのは何歳でしょうか。」

①1歳 ②3歳 ③10歳

小さい牛

答えは、①1歳

1歳でお母さんになるなんてびっくり。「かわいい」「小さいね」

次は、お母さん牛の牛舎に案内してもらいます。磯沼ミルクファームには、6種類の牛がいます。なんと、牛の種類が日本一だそうです。

餌を食べる牛たち

間近でみるお母さん牛は大迫力。

「牛の平均寿命は20年だけど、乳牛の寿命は5年。牛乳は、牛の命をいただいているということを理解して大切に飲んでね。」と、牛乳についての話を聞きました。子どもも大人も、真剣に話を聞いています。

牛乳の大切さを理解した後は、楽しみにしていた乳しぼり。小指から順番に握り込んでいくと、ぴゅーっと牛乳が出てきます。

乳しぼりの様子

「牛のおっぱいは暖かいね」「搾りたての牛乳はあまり匂いがしないね」

最後はバターづくりです。生クリームが入った小瓶を、何度も振り続けます。

バター作りに挑戦する子ども

できたてのバターは、ふわふわしていてとてもおいしい。飲むヨーグルトと一緒にいただきます。

牛乳を飲む子ども

牛の暖かさや匂い、生きている動物の迫力、そして、バターや飲むヨーグルトの本当のおいしさ。体験したからこその多くの学びがある体験学習になりました。磯沼ミルクファームの皆さま、ありがとうございました。

文:発達支援つむぎ 荻窪ルームスタッフ

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