発達支援つむぎ 荻窪「磯沼ミルクファームに行ってきました」

2023.06.19

#発達支援

杉並区にある、児童発達支援事業所の発達支援つむぎ 荻窪ルームでは、月に一回、普段経験できない体験を提供するため、体験学習の時間を設けています。

5月の体験学習では、八王子市にある牧場の磯沼ミルクファーム(磯沼牧場 東京都八王子市小比企町1625)で乳しぼりとバターづくり体験を行いました。つむぎでは、10年近く前から体験学習でお世話になっている、長いお付き合いの牧場です。

磯沼ミルクファームでは、6種類の牛に加え、羊や鶏など、さまざまな動物との触れ合いが楽しめます。本物の動物の迫力に、子どもたちは興味津々です。

牛を間近で見る子ども

今回は、牧場主の磯沼さんの計らいで、1週間前に生まれた子羊との触れ合いを特別に体験させていただきました。暖かいふわふわの触り心地に、子どもたちだけでなく、大人もメロメロです。

子羊と触れ合う子どもたち

動物と触れ合った後は、いよいよ乳しぼりです。間近で触れるお母さん牛は、とても大きく迫力満点。お母さん牛がびっくりしないように、「よしよし」と優しく撫でてから搾ります。勢いよくミルクが飛び出し、「これが牛乳なんだ」と経験を通して学びます。

牛の乳しぼり体験をする子ども

最後は、やはり「食」です。

生クリームを振ってバターを作ります。家族みんなで力を合わせて振ります。できたてのバターはふわふわで、ミルクの味がしっかりと感じられます。バターを食べて、飲むヨーグルトを飲んで、みんなにこにこの笑顔になりました。

できたてのバターを味わう子ども

磯沼さんからは、「牛の寿命は12年程度だけど、乳牛の寿命は約5年。牛の命をいただいているという感謝の気持ちを持って、牛乳を飲んでほしい」とお話しがありました。

磯沼ミルクファームの牛には、一頭一頭名前がつけられ、大切に育てられています。牧場での体験を通して、牛乳がどのように作られているか、そして、牧場のスタッフがどれだけ大切に牛を育てているかを知ることで、食や命の大切さを学ぶ機会になりました。

磯沼ミルクファームの皆様、ありがとうございました。

文:発達支援つむぎ 荻窪ルームスタッフ

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