発達支援つむぎ 荻窪「つむぎ 荻窪ルームの夏祭り」

杉並区にある児童発達支援事業所、発達支援つむぎ 荻窪ルームでは、子どもたちに普段経験できない体験を提供するため、月に1回体験学習の時間を設けています。今回の体験学習では、「夏祭り」を開催しました。

まずは、ヨーヨーつり・おかしすくい・射的の中から、好きな遊びを選びます。

「おかしすくい」では、ねらったおかしをおたまですくいます。邪魔をするボールがあってなかなか難しい遊びです。

おかしを目で見て、それに合わせて体をコントロールする目と手の協調動作を学びます。

次は「ヨーヨーつり」です。つり針の先に引っ掛けるには、集中力が必要です。気を抜くと水の中へ。年長児も真剣に取り組みます。

そして、みんなが大好きな「射的」。ゴムを使って、やさしい力で飛ばすことができる射的です。体を安定させてしっかりと狙います。

3つの遊びをクリアした子は、最後の「ワニ退治ゲーム」に挑戦できます。ぴょこっと出てきてすぐに引っ込むワニを捉えるのは大変。しっかりと集中して、目で対象を追う力を使います。

全ての遊びをクリアできたら、最後のご褒美のかき氷です。「イチゴ、メロン、レモンどれにしようかな」味を想像しながら選びます。「冷たくておいしい」自分で削ったかき氷は格別のおいしさです。

欲しいものが見つかって目的のために集中する経験、自分でできたという経験、楽しかったという経験など、「つむぎ夏祭り」を通して、様々な経験を味わってもらいたいという思いがあります。その体験が、「また、お祭りに行ってみよう」という新しい体験につながってほしいと考えています。

文：発達支援つむぎ 荻窪ルームスタッフ

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